言ったらきりがないのですが、例えばこういう人がいます。
10年前に捻挫した右足の外くるぶしが、最近歩く機会が多くなりまた痛くなってきた。
自分で湿布を貼っていたが痛みがとれなかったので、近くの接骨院に3週間通ったが
治らなかった。それからペインクリニックへ行きブロック注射をしてもらったが、麻酔が切れると同部位が痛みだし困り果ていた。
ここで知識と知恵の差が浮き彫りになってきます。そこが痛いのだから、その部分、もしくは痛い筋肉の支配神経を麻酔薬で遮断してしまおうというのが、麻酔科医の発想です。しかし筋肉の立体的前後左右斜めの引っ張り合いのバランスが崩れて、そこに負担がかかり痛むことがあるんです。頑固な慢性化した痛みは大概これです。
この人の場合は長母趾屈筋(足の親指を曲げる働きをする筋肉)の緊張が諸悪の根源でした。それを消してあげたら⇒はい!歩いて見て下さい!⇒キョトンとした顔で
あれ?痛くありません!私の診療所は日々こんな出来事の繰り返しです(笑い)





