新鮮外傷(慢性ではない新しいケガ)と頻度の高い習慣的な痛みの違い

法律で、柔道整復師が健康保険の取り扱いを認められているものは、一瞬の動作に於いて一発で痛めた新鮮外傷に限られています。負傷当初は仕事どころか日常生活もまともに出来ない痛い痛い新鮮なケガです。人生の中でそう頻繁にある事では有りません。ですからスポーツが出来る程度の筋肉痛は該当しませんし、運動後の筋肉痛もケガではありませんので保険治療対象外です。また日々の常習的な負担からの毎度おなじみの場所の痛みも慢性痛の領域ですので保険治療対象外です。単なる疲れや肩こり慢性腰痛なども言うに及ばず、保険治療対象外です。このような事実を患者さんに正しく伝える柔道整復師(接骨院、整骨院の先生)が極めて少ないために、健康保険の不正請求が後を絶たないようです。そのため厚生労働省をあげての本腰を入れた患者調査が年々厳しさを増してきていますね!特に2017年から追加で重点をおいているものは、同一患者が同一施術所で負傷と治癒(ケガした。⇒治った。)を繰り返す施術、いわゆる「部位転がし」の傾向が有るものを分析し重点的に審査するものとなっています。同じ患者のカルテが何年も何年も数珠つなぎに有るのがおかしいわけですね!今審査機関が徹底的に疑って調査をしています。当然の様に今までそういうふうに、新しい患者が来ず、同じみの患者ばかりのカルテで、ケガをしたとして保険請求を繰り返して生活していた接骨院、整骨院の先生方は、苦しくて食えなくて廃業する傾向が顕著になって来ました。人生の徳分を不正請求で使い切った方々だと私は思います。保険請求ばかりを工夫して智恵をしぼり、自費でも患者を納得させられる治療技術や知識を身につけて来なかったツケが回ってきたんだと思います。

では健康保険で診察を受けるには、どこへかかれば良いのか?それは整形外科やペインクリニックなどの医師の医療機関に受診すれば健康保険でやってくれます。しかしそれらを受診しても湿布薬と飲み薬をくれるだけで、なんにもしてくれない!たとえ何か治療らしき事をしてくれたとしても、その治療では痛みが改善しない!満足ができない!ペインクリニックに於いては、ブロック注射を受けたが全く痛みが改善しない!ましてや健康保険の不正請求の温床となっている、街に乱立するマッサージ屋さんレベルの接骨院などでは尚更の事全く良く成らない等々の不満が非常に多いです。

そういう不満の受け皿になっているのが当院の治療技術である保険外レーザー複合治療です。おかげさまで市外県外海外からも多くの御予約をいただいております。謙虚に謙虚に感謝します。ありがとうございます。