頸椎椎間孔狭窄症

P1020779画像をクリック拡大してご覧下さい!頸椎の模型です。最近ではXジャパンのYOSHIKIさんが手術を受けることになりましたが、酷いとYOSHIKIさんのように24時間痺れっぱなしになります。黄色い部分が左右の椎間孔から出る神経ですが、そこが圧迫されて腕から指先までシビレや痛みが走ります。

当院では手術まで至らない患者さんを多く抱えています。一般的な整形外科の保存療法(薬物療法、リハビリ、温熱療法、電療、牽引)では改善しない方々を来院のたび近赤外線を主に用いて、シビレ痛みを軽減させています。

手根管症候群

手根管症候群は手首の使い過ぎで、正中神経が圧迫され、親指、人差し指、中指がしびれる病態をいいます。酷いと母指球筋が萎縮して陥没します。

30代男性、工場の生産ラインで流れ作業をする仕事です。患者の住まい最寄りの整形外科に平成29年1月に受診して手根管症候群と診断を受け、飲み薬を処方されました。しかしもらった飲み薬を5カ月飲み続けても、全く良くならないという訴えで来院されました。全国津々浦々の最寄りの整形外科様、いつもありがとうございます

当院ではスーパーライザーと超音波温浴、チタンテープ、キネシオテープ、微弱電流治療器レボックスなどを駆使して治療しました。今まで全く改善しなかった症状が、たった1回の治療でここまで改善するんだあ~と納得して帰られました。

同業者の方

私のホームページは、痛みで困る患者さんだけでなく、同業者の方も見られているようです。稀にどうしたらそのような治療技術が学べるか?といった問い合わせが有ります。中には熱心に何度もメールで質問をぶつけてきた先生もいらっしゃいます。そういったいきさつが有りまして、ホームページのメニュー項目に「勉強会」という欄をつくりました。そこをクリックして戴くと、まず取っ掛かりの情報を載せてあります。

ここ数年では、大阪府摂津市の鍼灸師、柔道整復師の先生、香川県高松市の鍼灸師、柔道整復師の先生が、今年度は九州は福岡県福岡市博多区の柔道整復師の先生が新たに自律神経研究会[A.N.S]清水会の仲間に入られました。ご一緒に勉強しましょう!

もともと基礎疾患のあった交通事故の患者さんの損得勘定

もともと慢性的な基礎疾患が有る患者さんで、当院の治療技術を知っている人もしくは元患者さんが、交通事故にあわれるとラッキー!と思う人が殆どです。何故ならば、山口自律神経研究所のドクターショッピングの終着駅レベルの治療を、もともとあった首の痛みや腰の痛み、手足のシビレ、日々の慢性疲労的な体の所々の不具合などを、今回の交通事故によるものだ!と主張して、加害者の保険会社が払い続けてくれる限りタダで受けられるのですから!!!

ところが過失割合が10対0で無い場合は、数か月経過して慰謝料の貰える金額が少なくなるとかの損得勘定で、途中から「健康保険の治療に切り替えてもらえますか?」と要望される方が少なからずいらっしゃいます。もしかしたら雇った弁護士の浅知恵によるアドバイスかも知れません。私は冷静に冷徹に中立的な立場をつらぬきますので、「あなたが加入されている健康保険組合に電話をして、認めてくれれば出来ますよ!その際、担当者の氏名を控えて下さい!あと第三者行為届けを健康保険組合に提出する必要があります。」などと正論を答えます。

ところがところが、法律で接骨院(柔道整復師)に認められている健康保険の治療は、捻挫や打撲、挫傷の新鮮外傷のみですので、今まで至れり尽くせりで私から受けていた、もともとあった慢性的な基礎疾患による神経根圧迫由来のしびれ、痛み、こり、張りなどをマジシャンの様にその場で来院のたびに解消した特殊な技術の治療は一切受けられなくなります。また内科疾患の橋本病(甲状腺機能低下症)やバセドー病(甲状腺機能亢進症)などを患っている患者さんに星状神経節への近赤外線照射をすると、顔面の浮腫(むくみ)や苦しく浅い呼吸、息切れ、頻脈もしくは徐脈なども改善し嘘のように体が楽になりますし、糖尿病で高血糖の人は血糖値も下がりますが、それも全て受けられなくなります。当たり前ですがあくまでも捻挫、打撲、挫傷への施術のみに成ります。今までがラッキーだったのです。その時、患者さんは慰謝料に主眼を置いた自分の判断に後悔する事になります。けっして珍しくない話です。