腸脛靭帯炎

画像をクリック拡大してご覧ください!痛みの好発部位です。高校2年生の野球部員です。合宿で昨年12月の砂浜での走り込みの反復動作で捻った上に、左打ちのバットスウィング練習で負担が掛かりました。セルフケアに限界を感じて来院されました。中学生の時からの患者さんです。きっかけは野球部のコーチやトレーナーの紹介、はたまた世間一般の口コミなどで行った最寄りや地元近辺の整形外科や接骨院などでは良くならずに、父親が当ホームページを見つけて以来のご縁です。そのときはムチ打ち症状と自律神経系の症状が入り混じった状態でした。(ムチ打ちといっても交通事故ではありませんが・・・)

さて今回も例によって痛い患部は最初にいじりません。これ鉄則です!!!いつもの手順で外堀から知恵の輪を解くように緩めていきます。予約制の実費治療ですから、徹底的に条件を良くして痛くない反対側の同部位より楽に動くようにします。来るときはいつも大抵お父さんといらっしゃいます。(遠くですから)

このように山口自律神経研究所は大人だけではなく、子供や学生の患者さんも多く診させて戴いております。「近場で済まそうとしないで早く来ればよかったです!」と舌を出す患者さんも多いです。(以前来たことが有る患者さんたちの常套句)「私の駆け込み寺です!」と言ってくれる方もいらっしゃいます。このような患者さん方のお蔭で日々精進させて戴いております。ありがとうございます。

 

アクセス55555件突破GOGO!

皆さまのお陰様をもちまして、アクセスが55555件を超えました。ありがとうございます。今後も日々精進し、誠心誠意に診させていただく所存です。今後ともドクターショッピング代替え医療ショッピングの終着駅、山口自律神経研究所を宜しくお願い致します。年内は12月29日まで終日ご予約お受けしています。(接骨院の患者さんは12月30日の午前まで)年始は1月4日より診療開始致します。

左右の脛(すね)のシビレと痛み

柏市逆井から昨日来られた患者さんです。近所の逆井記△○院の整形外科に2年通院して、全く良くならない!との事でした。レントゲン異常なしで痛みを和らげる点滴を続けたそうです。神経障害性疼痛と言われたそうです。(笑い)まったく名前を付けるのは得意のようですね!そちらの先生方は。

私の見立てではL4由来の症状でした。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの形態変化が無くても神経根由来の様な症状が出る事を彼らは知りません。L4にまつわる的を得たアプローチで改善させました。もう少し早めに気づけば!と口惜しがっておられました。例にに漏れず、山口自律神経研究所に来て楽になった方の反応です。ありがとうございます。

山口自律神経研究所に紆余曲折の末に訪れる方々の実例をご紹介する際、経過(経緯)の説明でどうしても全国津々浦々の彼らの的外れな頓珍漢な診断.治療の話が避けて通れません。ほとんどの場合がそうなので、仕方がありません。ご了承ください。

通院の間隔(頻度)

初診で来院された患者さんの話です。治療後楽になって必ず最後に聞かれるのが、「今度いつ来たら良いですか?どれくらいの頻度で通えば良いですか?」と言った意味合いの質問です。まずは「ご自由にどうぞ!」と答える場合が多いです。一瞬ビックリされますが、説明を聞けば冷静に腑に落ちます。大抵の慢性症状の方は日々生産するキリの無い症状です。軽い場合は、その場で患部が極端に楽になり、周囲の痛みを訴えていなかった部分の方が、むしろ動作が重くかんじるくらいです。

要するに来院のたびに、根本的にリセットさせて戴いております。やった方が良い事、ダメな事も一通りアドバイスします。ですので今度いつ来るかは、その人々の価値観です。自分の体のコンディションのケアにどれだけ、お金を掛けるかは、その人々の自由ですと!という意味で「ご自由にどうぞ!」と最初に言う事が多いです。10年、5年、3年来ている人も、いらっしゃいます。頻度は月に1回~5回の人、1年に2~3回来る人、数年ぶりに来る人など様々です。特定の通院頻度をアドバイスしなければならない病態の人に限り、この度いつ頃来たら良いかをお答えしています。

知恵と工夫

P1020795毎度おなじみのファイテンパワーテープです。画像をクリック拡大してご覧ください!2017年7月15日のブログの患者さんですが、モンゴルに里帰りした翌日に、また鼠径部の痛みが発症したとの事。日常の習慣的な動作の繰り返し負担からくる痛みですから、いずれまた発症するのは当然です。むしろ1回の治療で1ヶ月症状がもった事が奇跡です。私がモンゴルのウランバートルに行くのは不可能ですので、ご主人に来てもらい画像のチタンテープの貼り方を教えてあげました!

左右の大腿(ふともも)の蹴り上げ動作を片方づつ確認記憶してもらい、チタンテープ(ファイテンパワーテープ)を貼った方の大腿の蹴り上げを試してもらい、貼っていない方と極端に左右差が有るのを確認していただきました。あなたがモンゴルのウランバートルに行ったら、奥さんに同じことをしてあげるんですよ!と促し販売しました。70マークで756円です。便利なテープです。貼った位置から皮下4cmくらい下まで電位差を生じさせる事を臨床上、確認しております。X30という割高なテープもありますが。70マークを2枚重ねして貼ったほうが効きます。3枚重ねの方がもっと効きますが、嵩張りますので接触で剥がれやすくなります。2枚重ねの方がお勧めします。いずれもX30を貼るよりも実効値が出ます。

手根管症候群

手根管症候群は手首の使い過ぎで、正中神経が圧迫され、親指、人差し指、中指がしびれる病態をいいます。酷いと母指球筋が萎縮して陥没します。

30代男性、工場の生産ラインで流れ作業をする仕事です。患者の住まい最寄りの整形外科に平成29年1月に受診して手根管症候群と診断を受け、飲み薬を処方されました。しかしもらった飲み薬を5カ月飲み続けても、全く良くならないという訴えで来院されました。全国津々浦々の最寄りの整形外科様、いつもありがとうございます

当院ではスーパーライザーと超音波温浴、チタンテープ、キネシオテープ、微弱電流治療器レボックスなどを駆使して治療しました。今まで全く改善しなかった症状が、たった1回の治療でここまで改善するんだあ~と納得して帰られました。

もともと基礎疾患のあった交通事故の患者さんの損得勘定

もともと慢性的な基礎疾患が有る患者さんで、当院の治療技術を知っている人もしくは元患者さんが、交通事故にあわれるとラッキー!と思う人が殆どです。何故ならば、山口自律神経研究所のドクターショッピングの終着駅レベルの治療を、もともとあった首の痛みや腰の痛み、手足のシビレ、日々の慢性疲労的な体の所々の不具合などを、今回の交通事故によるものだ!と主張して、加害者の保険会社が払い続けてくれる限りタダで受けられるのですから!!!

ところが過失割合が10対0で無い場合は、数か月経過して慰謝料の貰える金額が少なくなるとかの損得勘定で、途中から「健康保険の治療に切り替えてもらえますか?」と要望される方が少なからずいらっしゃいます。もしかしたら雇った弁護士の浅知恵によるアドバイスかも知れません。私は冷静に冷徹に中立的な立場をつらぬきますので、「あなたが加入されている健康保険組合に電話をして、認めてくれれば出来ますよ!その際、担当者の氏名を控えて下さい!あと第三者行為届けを健康保険組合に提出する必要があります。」などと正論を答えます。

ところがところが、法律で接骨院(柔道整復師)に認められている健康保険の治療は、捻挫や打撲、挫傷の新鮮外傷のみですので、今まで至れり尽くせりで私から受けていた、もともとあった慢性的な基礎疾患による神経根圧迫由来のしびれ、痛み、こり、張りなどをマジシャンの様にその場で来院のたびに解消した特殊な技術の治療は一切受けられなくなります。また内科疾患の橋本病(甲状腺機能低下症)やバセドー病(甲状腺機能亢進症)などを患っている患者さんに星状神経節への近赤外線照射をすると、顔面の浮腫(むくみ)や苦しく浅い呼吸、息切れ、頻脈もしくは徐脈なども改善し嘘のように体が楽になりますし、糖尿病で高血糖の人は血糖値も下がりますが、それも全て受けられなくなります。当たり前ですがあくまでも捻挫、打撲、挫傷への施術のみに成ります。今までがラッキーだったのです。その時、患者さんは慰謝料に主眼を置いた自分の判断に後悔する事になります。けっして珍しくない話です。

子どものチック症

いわゆる体のストレスサインです。爪を噛んだり、イライラして叫んだり、かんの虫の種類といっても良いかもしれません。

引き金(きっかけ)は首筋の寝違えだったり、小児ですと縄跳びが楽しくて、頑張りすぎて、度を越した筋肉痛の長引きであったり、情動的な出来事であったり様々です。

首をゆらゆら動かしたりしても、親が強くしかったり注意してはいけません。ストレスの上塗りになってしまいます。まずは子どもが緊張を起こさない環境を気が付いたら作ってあげることが大切です。

治療は緊張状態を解いてあげることが主体となります。山口自律神経研究所では、近赤外線と高周波(電療)を使います。子どもによっては「ああ~かるくなったあ~」などと言ったりするので、その場にいる親はあらためて「ああ、この子は本当に緊張状態にあったんだあ!」と腑に落ちます。

 

小児の首筋の痛み

小2の女子。3週間くらいの間、首筋の痛みをかばうように体をよじらせるので、心配で親が整形外科に連れて行きました。レントゲンを撮って異常が無いと言われ、ロキソプロフェン(外用)⇒ロキソニンの貼り薬を処方されて家に帰りました。

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その後もらった貼り薬を貼り続けてもまだ痛みがとれないと来院されました。画像をクリック拡大してご覧下さい!おそらく寝違えをこじらせてのでしょう。肩甲骨を上方に引き上げる筋肉(肩甲挙筋)の機能不全の痛みです。またそれだけに留まらず、周囲の頸部の筋肉の持続的筋緊張も発生します。一ヵ所が滞ると時間経過とともに筋緊張が周囲に広がるわけです。それらを解くのにはルービックキューブを6面合わせるのや知恵の輪と一緒で、解く順番が肝になります。いきなり痛い部分をここが患部だといじっても痛みは取れません。また小児はまだ筋力が充分で無いせいもあり、痛みが長引くのも珍しくありません。

以前のブログでも書きましたが、こういう痛みに対して整形外科医は問題視しません。貼り薬を処方して終わりです。それが普通です。ありがとうございます。本当に整形外科医には感謝感謝です。うまく住み分けが出来ていると思います。整形外科に健康保険で受診し、街に乱立するマッサージを主とする普通の接骨院では痛い部分をなおさら揉み壊されるから!と賢い理解で、山口自律神経研究所では自費にもかかわらず、痛みが取れるからと来院される患者さんたちが大勢います。そういった人々のお蔭で私は生かされています。重ね重ねありがとうございます。

胸椎椎間関節症

要するに、尋常じゃない頑固な背中の痛みの症状が主訴です。整形外科でレントゲンを撮って胸椎椎間関節症と診断名をつけてもらっても痛みは取れません!もらった飲み薬や貼り薬を飲んだり貼ったりしても痛みが取れません!針治療に行っても全然良くなりません!などという経過を辿って山口自律神経研究所に巡り合うパターンの方が多いですね。一回で楽になります。