DLPFC(左背外側前頭前野)の機能不全による腰痛

P1020346昨今までは脳のDLPFC(左背外側前頭前野)の機能不全はうつ病を対象に研究や治療(経頭蓋磁気刺激)が行われてきましたが、最近の研究で心因性の腰痛の人でも、この部位が関与していることが解明されました。

要するにMRI検査やレントゲン検査で異常所見がない場合の腰痛で、しかも臨床家が診ても異常が無く首をかしげるタイプと言ったらお分かり戴けるでしょうか!?

日々私は、心配事は実現すると患者さんに指導していますが、やっと科学で立証されて来ました、私の言っている事に時代が追いついて来ました。DLPFCは扁桃体の暴走を抑える役目や判断や意欲を司る部位です。この部位の機能が衰える最大の原因が心配することです。自分で恐怖の物語を作り出すことです。心配する事が、いかに自分の体にダメージをあたえるかが、ご理解戴けたでしょうか?医学的解釈以外でも、ご関心が有れば小林正観さんの著書や斎藤一人さんの著書、YouTubeでもご確認ください。そういった文章やお話しが、ご縁が有れば見つかると思います。

画像診断で異常所見が無いのに、、、

ほんの一例ですが、例えば右のおへその下あたりから~右の太ももの付け根辺りが、痛いって程ではないんですが、なんか重だるいんです!という人がいます。背骨のレントゲンもMRIも撮ったけど異常ないと言われました。違和感の有る太もも周囲も検査しましたけど異常が無かったです。と言う人が来ます。

それは診察すれば分かりますが、右の下後鋸筋の持続的筋緊張(筋スパズム)が見つかります。患者さんが訴える位置に外傷の因果関係が無い場合です。その筋肉の位置はT11、T12、L1、L2です。まさに患者さんの訴える位置と一致するデルマトーム(脊髄神経支配)です。添付写真をクリック拡大してご覧下さい。ここのスパズムをとれば、患者さんの訴える症状は一気に消えます、患者さんからして見ればマジックショーのようです。それが知識と智慧です。むしろ反対側の方が重たく感じるくらいに成ります。


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本日は「鍼灸師はレーザー光線は可能か?」というキーワード検索が多数あったので、、、

山口自律神経研究所のホームページは、どういう検索キーワードで、当ホームページにたどり着いたかが分かる仕掛けになっています。

本日は鍼灸師の免許でレーザー機器が使用できるのか?という意味合いの検索が多かったので、それについて少し解説します。

一概にレーザーといっても様々な種類が有ります。媒質で大別すると、気体レーザー、固体レーザー、半導体レーザーに類別出来ます。気体には紫外線のエキシマレーザー、赤外線のCO₂レーザー、可視光線のヘリウムネオンやAr(イオン)レーザーが有ります。その他固体レーザーでもルビーレーザー,YAGレーザー(種々あり)など色々あります。

東京医研(株)のスーパーライザーは近赤外線を光ファイバーで伝達したもので、鍼灸師免許でも使用出来ます。(現行型のスーパーライザーPXは、光ファイバーはHA2200よりも上質になりましたが、直線偏光はされていません。どう使うかは、先生方の技術です。)レーザーの能書きについて詳しく勉強したい先生は、日本レーザー医学会や日本レーザー治療学会にお問い合わせください。しかし日本レーザー治療学会にしろ日本レーザー医学会にしろ医師免許を持った人の紹介が必要で、尚且つ医療国家資格または、それに準じる資格が有るのが最低限の条件です。

一番大事な事は、運良く上記の医家向けのレーザーの会に入会できたとしても、勉強できるのは理論だけで、実践には師匠が必要です。目の前の患者さんを喜ばせる医療技術を会得出来る保障は有りません。当院はリーダーグループの一員として、日々訪れる、ドクターショッピング,代替え医療ショッピングの末の困り果てた患者様の症状を改善させ続けて戴いております。

眼精疲労による視力低下、目周囲の痛み

P1020340左目のほうが見えづらいと言うので、立ち位置を決めて、それぞれ右眼と左眼片方づつで同じターゲットを見ていただき、ピンとの合う限界を認識したあとに、この様に左だけ治療しました。

結果はむしろ見づらかった左眼の方が、クッキリとピントが合う様になりました。患者さんは文句のつけようが有りません。えっ~~っ~と言った感じの驚き様です。

どの部位どんな症状でも、同様な現象が起きます。と言いますか起こせます。残念ながら認識が難しい脳梗塞の人や末梢神経が鈍感なご高齢の人、パーキンソン病の人などは、付き添いの人がビックリされます。この他にも症状に応じて様々な治療機器で、様々な自律神経系、運動神経、知覚神経にダイレクトにアプローチします。鍼灸の様な無駄な遠回りはしません。その場で改善する価値観に於ける自費治療です。治療実績はキリが無いので、一般的なものだけを治療実績例の項目に載せてありますので、ご覧ください。人間以外の特例もあります。針灸、あんま、マッサージ、ペインクリニック、整形外科 接骨院、整体、怪しい施術などなど色々な治療を受けて来た方々が、来院されています。

 

頓珍漢な情報の層(頓珍漢な口コミ)

例えば、その地域で大繁盛している民間医療機関が有ります。大概そういう店舗は、なんとか法人会とか集団意識の価値観、正義感で、ある特定の集団に属している人の紹介でとか、市会議員の紹介でなど、浮世の義理で盲目に信じてそこへ行きます。

はたまた一般的な常識で、最高峰の個々大学病院で、ありとあらゆる検査をして、有名な偉い先生にその病状を評価、評論、説明してもらいます。しかし中には賢い人がいて「大多数の人たちが通院しているにも関わらず、私の症状が改善しないじゃないか!?」とハッと気づく徳分の有る人がいます。そういう困り果てた御縁のある方が当院に来られます。そうです。人々がたくさん通っているからといって、あなたの症状を改善させる治療技術が有るとは限らないのです。山口自律神経研究所に通院されている方々は、それを悟った人々です。