治療を受けた後の心構えについて。

山口自律神経研究所の保険外予約治療は即効的効果があります。したがって1回治療したでけで、かなり改善します。条件によっては痛みがゼロになります。

しかし治ったわけでは無いので用心して下さい。「痛み」とは、そこに負担が掛かっているから動かせないように痛くしてくれているのです!脳が教えてくれているのです。山口自律神経研究所の治療は、その領域に介入して作用しています。

ですから治療後 極端に楽になったからといって、調子に乗って動かし過ぎると必ずぶり返します。特に確認の動作を喜んでやり過ぎないで下さい。今までは、こうすると痛かったけど今は、こうしても痛くないという確認動作を喜んでやり過ぎると、それが新たな痛みの原因になります。逆に痛みが強くなる場合も有ります。ですから翌日は今まで以上に安静にしてください。数年来の頑固な痛みの人程ご注意ください!極端に楽になったからといって。

脳へ電気刺激、かゆみ抑制 アトピー治療に期待

微弱な電流で脳を刺激することで痒みが抑えられることを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の研究グループが確認し、脳科学の専門誌(電子版)に搭載された。かゆみを抑える薬剤としてよく使用されるステロイドと違い副作用はなく、アトピー性皮膚炎の治療に役立つと期待される。

研究グループは成人14人を対象に実験。左半身の痒みを知覚する右脳の感覚運動野に近い頭部に陽極の電極、左脳側に陰極をつけ、1ミリアンペアという極めて弱い電流を15分間通した。さらに、途中で左腕の皮膚にヒスタミンという痒みを誘発する物質を浸透させ、痒みの度合いを最大値9として評価してもらった。

すると、痒みを起こして2分後の平均値は、電流を通していない場合が4.73だったのし対し、通した場合は3.55と痒みが抑えられている事が分かった。電流により感覚運動野の神経活動が活性化し、腕からの信号を受け取る余裕がなくなったとみられる。

☆上記発見は大変有意義であるが、痛みにも同じことが言えます。山口自律神経研究所のホームページで、近赤外線レーザー治療の項目の最下部をご覧下さい。脳の1次運動野と1次体性感覚野の絵が載せてあります。当院ではそこに遠赤外線を発するカチューシャを装着します。5分間で反応はハッキリ出ます。カチューシャは右用、左用と左右同時用で3種類あります。右にあてがえば左半身が、左にあてがえば右半身が軽くなります。左右の運動性がチンバになります。痛みも軽減します。患者さん於いてはマジックショーのようと言いますか、ハトが豆鉄砲くらったような、良い意味でビックリされます。

胸腰椎移行部が原因の腰臀部痛、股関節部痛

P1020365日常診療で多く遭遇するのが腰痛であるが、ご高齢の方の場合は胸腰椎移行部の圧迫骨折後のケースが多い。。その部位の脊髄神経が腰臀部の感覚を支配しています。(赤い方の写真をクリック拡大してご覧ください。)

また現役世代でも以外と胸腰椎移行部の脊髄神経への圧迫で腰臀部痛を起こす事が多い。場合によっては大腿前部~大腿内外側の痛みも出現する。(黄色のL1、L2もクリック拡大してご覧下さい)その原因となるのが、ご高齢の方は圧迫骨折や椎骨間の狭窄だが、若い人の場合は下後鋸筋の持続的な緊張である。(青い方の写真をクリック拡大してご覧ください。)胸椎の11番12番、腰椎の1番2番と広範にくっついているのがお分かりいただけると思う。そこから出ている神経は腰、おしり、太ももを支配しているので、当然その辺に痛みがでる。もちろん画像診断では何の異常も写らない。結構こういった機能性の腰臀部痛の人が、大学病院などで最先端のMRI検査をしても異常が無いと言われ、山口自律神経研究所を訪れるケースも多い。

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天国言葉と地獄言葉

天国言葉⇒嬉しい、幸せ、楽しい、ありがとう、感謝します、ついてます、などなど

地獄言葉⇒不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句に類する全ての言葉

天国言葉の実践編⇒目の前の人に、それらの言葉を声に出して発音する、いつも意地でも笑顔で上機嫌でいる修行をする、言い争わない(相手が間違っていても)、聞かれた事に対して自分の知っている事を惜しみなく教えてあげる。そわかの実践⇒掃除、笑い、感謝。

地獄言葉の実践編(お勧めしません)⇒それらの言葉を声に出して発音する。恨む、憎む、怒る、声を荒げる、人のせいにする、威張る、怒鳴るなどなど⇒これらを実践すれば百発百中の確率で地獄へ行けます。ですからお勧めしません。

あちこち痛い人、自律神経系を患っている人、自分の今の状態が健康的ではないと思っている人、今の自分を取り巻く環境を良しと思えない人は、天国言葉の実践編をお勧めします。またいつも朗らかで幸せに満ちて見える人は、天国言葉を発音し続けている人です。ですから今自分を取り巻く環境のあらかたは、今まで発音し続けて来た集大成と言っても過言では無いと言えます。こういう類いの話は、納税日本一の斎藤一人さんのお話し(ネット上にあふれています。)を聞けば腑に落ちる人も多いと思います。院長は何十回も聞いて粗方は実践しています。学校では教えてくれない、人生の本質の話しが盛りだくさんです。待合室に書籍も有り、無料で貸し出しをしています

拒食症患者 他人の顔、過剰意識 脳の働き解明15人

自分の体形を実際より太っていると感じ、極端な拒食で著しく体重が軽い「神経性やせ症(拒食症)」の患者は、写真や鏡などで自分の顔を意識するように、他人の顔も過剰に意識する脳の働きをしていることを独協医大などの研究チームが明らかにした。米科学誌「プロスワン」に発表した。

チームは患者の多くに、自分の体形、腹部などを実際以上に太っていると感じる感覚異常があることから、体や顔のイメージを認知する脳の部位「紡錘状回」の血流量を調べた。10~15歳の女性患者15人と、10~14歳の健常者15人に、自分の顔と他人の顔の写真を見せた。すると、健常者は自分の顔を見たときだけ血流量が大きく増えたが、患者は他人の顔でも自分の顔と同様に血流量が増加した。チームらは、この結果を診断などに役立てたいと話す。

ちなみに紡錘状回とは脳底部のあるリング状の部位をいうが、自閉症の患者などは、逆にこの部位の血流量が極端に少ない事が知られている。脳血流改善で症状が改善する病状に関しては、椎骨動脈と内頸動脈へのレーザー照射治療で、大いに当院でも貢献させて戴いている。

「肥満で中性脂肪上昇」の機序に脳神経介在

肥満するにつれて中性脂肪が上昇する機序には、脳が制御する自律神経系が重要な役割を果たしていることが、東北大学病院糖尿病代謝科教授の桐秀樹氏、助手の宇野健司氏らの研究結果から明らかになった。「Nature Commnications」誌に2015年8月13日搭載された結果で、脳が制御する自律神経系が全身の脂肪代謝の調節を担っていることが分かったという。

具体的に⇒肝臓でのアミノ酸増加に応じた栄養過多の情報が、自律神経により脳に伝えられ、それを受け取った脳が、血中中性脂肪を分解する酵素を減らすよう神経を使って指令を出し、その結果血中で中性脂肪が分解できず高中性脂肪症になる、というメカニズムが解明された。

上記の臨床ダイジェストは非常に有意義であるが、山口自律神経研究所の臨床の現場においては、自律神経、脳に直に介入する治療で、そういった内科的効果にも貢献させていただいております

臨床ダイジェスト

米国胸部学会(ATS)は8月3日、呼吸リハビリテーションを受けている中等度から重度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の5割に閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)が認められたとする調査結果を紹介した。

調査では、呼吸リハビリテーションを受けている中等度から重度の慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者54人のうち23人(52%)に無呼吸低呼吸指数(AHI)が5以上のOSAが確認された。また、45%で睡眠効率が悪く、睡眠の質が低下している現状が浮かび上がった。

山口自律神経研究所においては、過呼吸症候群の傾向の患者さんに対して呼吸法を指導している。みな呼気が下手なのである。呼気(息を吐く)の際に肋骨を肺の収縮をアシストするように圧迫してあげると、次の吸気が楽になる。(息が楽に吸える)患者さんが納得できるように片方だけやってあげると、やって無い方の肺に空気が入りづらいのが認識できる。