医療ニュース

認知症疑い運転車6万5000人・・・75歳以上

来年3月施行の改正道路交通法により、認知症の診断が義務づけられる75歳以上のドライバーが全国で約6万5000人と推計されることが分かった。

読売新聞が全国47都道府県の担当部署にアンケート調査した。昨年1年間に現行制度で診断を受けたのは1650人で、約40倍に急増する計算だ。新制度導入まで半年を切り、各警察本部は診断に協力する医師を探すなど対応を急いでいる。

調査は8月末までに実施。来年3月以降に、認知機能検査で「認知症の恐れがある」と判定され、医師の診断が必要になる高齢ドライバーの数について、試算した数字を尋ねた。徳島県を除く46の警察本部が回答し、合計で年間6万4968人となった。試算は、2015年に「認知症の恐れがある」と判定された高齢ドライバー(全国約5万4000人)に、高齢者の増加や違反件数を加味したという。

 

食後血糖値の管理に「グリセミック指数」は適切か?

グリセミック指数(GI値)は同じ摂取量の同じ食べ物でも測定ごとの変動幅が大きく、食後の血糖応答の指標としては信頼性が低い可能性があることが、「American Journal of Clinical Nutrtition」オンライン版に9月7日搭載の論文で示された。

GI値は、食品ごとの血糖値の上昇スピードを表す指標で、糖尿病患者の食後血糖値の管理に役立つものと考えられている。

今回の研究では、18~85歳の健康な成人男女63人を対象に、12週間の観察期間中に同じ摂取量の精白パンを3回食べたのちの血糖応答性を調べた。その結果、GI値は個人間でも平均20%、対象者間では25%の変動が生じていることがわかった。

「標準化した状態においてもGI値は信頼性が低く、食べ物を選択する際の参考値として有用とは言えない」と、研究を主導した米タフツ大学(ボストン)内の米国農務省(USDA)加齢に関するヒト栄養研究センター(HNRCA)のNirupa Matthan氏は述べている。

※山口自律神経研究所においては、かねてよりアメリカ上院栄養問題特別委員会のマックガバーンレポートによる正常分子栄養学を説いている。シンプルな物は時代を超えて通用する。バランス良く食べましょう!先に野菜を食べましょう!当たり前の話である。

白米、白パン、白砂糖を3白と呼んでいる。精製し過ぎた真っ白い炭水化物の代表3種である。それより胚芽パン、玄米ご飯、キビ砂糖の方が食物繊維を含んでいてビタミン、ミネラル豊富で食後の血糖値カーブも緩やかで良いに決まっている。リンゴを例にあげると、リンゴ丸ごと⇒リンゴ擦りおろし⇒線維を除いたリンゴジュース、どれが血糖値カーブが穏やかでどれが急な血糖値カーブを示すか!?自明の理である。詳しくは、今村光一著「今の食生活では早死にする」に書いてある。かなり前の著書であるが、今の時代でもじゅうぶんに通用する内容である。

自律神経系疾患の患者さまへ

大なり小なり、なりやすい性格が有ります。でも性格は持って生まれた自分の個性ですので、自分を責めないでください!そういうキャラクターの自分なんだと否定をせずに認めてください。スマップの名曲である「世界に一つだけの花」です。貴方(貴女)は!その上で治る人は、「こうすると良いという情報を素直に受け入れ実践した人です」通院した患者さんには伝えてあります。

では治らない人(正確には直さない人、治さない人というのが本質です。)の実例を以下に示します。

①不平 不満 愚痴 泣き言 悪口 文句を日々発音している人。

②日々心配し続ける人。(心配の想念は脳に強い影響を与え、かなりの高確率で心配事は実現します。)

③こうすると良いと方法を情報提供しても、「そうは言うけど!」とか、「なかなか難しい!」などと自分に悪くなる暗示(治らない暗示)をかける人。脳にそういう指令を出しているわけであり、要するに治さないと決断しているのに等しいです。=治る手段を実践しない人。

※例えて言うなら、アメリカに行きたいけど飛行機には乗りたくないし船も嫌だと言っているのと同じです。それでは一生アメリカには行けません。本当にアメリカに行く気があるのでしょうか???当院にできるのは、交感神経そのものの緊張を来院のたびに緩めてあげるだけです。治すのは(直すのは)自分自身です。

 

 

 

抗精神病薬の副作用の怖さ(実例)

川崎市 無職女性 48才

抗精神病薬の副作用で「遅発性ジスキネシア」を患っている。国の医薬品副作用被害者救済制度に基づく手続きのため、薬を処方した精神科病院の医師に投薬証明書を作ってもらった。

診断書も必要なので、ジスキネシアの治療をしていた別の病院の神経内科に行くと、対応した医師に「診察した医師でないから書けない」「副作用に当てはまらない」などと言われた。

これでは救済を受けられないと、病院の医療相談センターに訴えた。窓口の担当者は「他の医師に相談する」と言ってくれたが、部長の医師が書けないと言った診断書を他の医師が書いてくれるとは思えない。私の心の傷は一生癒えないだろう。

※ジスキネシアとは自分の意思に関係が無く、体中の筋肉が勝手に動いてしまう状態です。ジストニアと言った方が聞いた事がある人もいるでしょう。怖い薬害の一例です。

こうした抗精神病薬の副作用の怖さを日本一唱えている医師が、東京DDクリニックを開院し脱薬治療に貢献されている内海 聡先生です。評判は様々ですが、「心の病に薬はいらない!」サブタイトル(心の病の薬を上手に抜く方法)など著書多数です。情報としてお知り置きください。

幻肢痛を仮想現実システムで改善

東京大学は9月6日、手足などの切断や神経障害の後に存在しないはずの手足で感じる難治性の痛み(幻肢痛)について、仮想現実(バーチャルリアリティー)システムを用いて幻肢を自分の意思で動かしているような錯覚を繰り返すことで、幻肢痛が和らぐことを明らかにしたと発表した。研究成果は「European Journal of Pain」オンライン版に7月5日付けで搭載されている。

手足の切断後や神経障害によって感覚を失われたにも関わらず、手足とその感覚が存在するように感じられ、その幻肢が痛む現象を「幻肢痛」という。山口自律神経研究所に於いては、幻肢の神経支配である脊髄神経へのレーザー照射、星状神経節照射、また脳血流を改善させる為に、椎骨動脈(小脳を栄養)内頸動脈(大脳を栄養)のレーザー照射で改善をみている。

魚の浮袋、肺から進化 ダーウィン説、違っていた

雑学コーナー)陸上での呼吸に欠かせない脊椎動物の肺は、魚類の浮袋から進化したとの英博物学者チャールズ・ダーウィンの考えは実際に違っており、肺の方が先にできていたことを古代魚の遺伝子解析で確認したと、東京慈恵医大などのチームが8日までに発表した。

一部の魚類は約4億年前に陸に上がり、両生類や爬虫類などに進化したとされる。これまでに原始的な魚類の化石に肺のような器官が見つかり、肺から浮袋に進化したとの説が有力になっていたが、これ以外に決定的な証拠はなかった。チームの岡部正隆教授は「今回、肺の方が古いとの証拠を遺伝子レベルでつかんだ」と話している。

チームは、古代魚の一種でアフリカに生息している淡水魚「ポリプルテス」の遺伝子を解析。陸上にすむ脊椎動物の肺が作られるのに必要な遺伝子を発現させる機能が、マウスやニワトリ、ヒトと同様、この魚もあった。だがメダカや小型熱帯魚のゼブラフィッシュにはなかった。

ポリプルテスが孵化して実際に肺ができる過程を観察すると、陸上にすむ脊椎動物の肺のでき方とよく似ていた。こうしたことから、チームは「陸上の脊椎動物と魚類の共通祖先の段階で、肺を作るプログラムが確立された」と結論づけた。

院長は、地球上の万物は「天之御中主神」=(あめのみなかぬし)の最高傑作だと思っています。

 

便秘と腸ストレス

ヨーグトや青汁、様々なエクササイズなどを色々試しても出ない便は、腸ストレスです。腸ストレスの原因は、自律神経の乱れです。交感神経の緊張が優位の状態になっています。近赤外線をT10(腰髄の始まり)からL1~L5の脊髄神経を照射すると、交感神経の緊張が緩み、副交感神経が優位になりキュッと縮んだ腸が動き出します。

便秘とは大腸に滞在していて出ない便の事を言います。すなわち上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸⇒肛門(ゴール)の範疇です。その間を司る神経群の緊張を緩めてあげれば良いわけです。腹腔神経叢や脊髄神経T5~L1~L5~Sレベルまで緩めて、星状神経節やガッセル神経節などをターゲットとして治療を行います。早いと治療中におならが出たり、便意を生じます。

スーパーライザーHA2200

本日は、スーパーライザーHA2200というキーワード検索で当ホームページに辿り着いた人が多いので、少し触れてみたいと思います。スーパーライザーHA2200のSGプローブ(星状神経節照射用プローブ)は、自律神経研究会・A.N.S(清水会)の名誉会長である清水純一先生が、東京医研(株)に提案して誕生しました。研究活動の項目のVol3にレントゲン写真が載せてあります。キッチリ第一胸椎の肋椎関節前方にプローブ先端が届いているのが見て取れます。ここまで正確に狙えれば100点満点です。初期型、HA30とHA2200の違いは、光線の最高出力1800mWから2200mWになった事が1つ。もう一点は、照射時間の1秒と2秒の間に1.5秒を作った事です。これも清水純一先生の提案でメーカーが作りました。1秒照射だと光線出力が100%出切らないし、2秒照射だと時間経過で熱くなり火傷の危険性があるからでした。

さて新型のスーパーライザーPXになってからは、残念ながらSGプローブが巨大化してしまい、星状神経節直近までプローブを挿入できなくなってしまいました。しかしパルス照射が可能になったおかげで、光の電場(光電磁界)の影響を与え続けられるので、(照射しっぱなしが可能)まあ一長一短ありますので治療家の技術次第ですね!そもそもなんでこんなにSGプローブを大きくしてしまったのかは、一言で言うとメーカー側と、その取り巻きの医師らが、星状神経節の位置が分かっていないからです。麻酔薬の注射による星状神経節ブロックは、第六頸椎の位置から注射針を挿入して麻酔薬を浸潤させるコンパートメントブロックであり、実際の星状神経節が第一胸椎の高さに有ることを知らないんです。ですからSGL(星状神経節へのレーザー照射)に関しては、セミナーにお金を払って出席しても技術は身に付きません。

本当の星状神経節の位置は、佐賀大学医学部の十時教授らによる臨床解剖で明らかになりました。その位置はすぐ下が肺尖部ですから、絶対に注射針を持ち込めません!危険です!気胸を起こしてしまいます。その位置に正確にSGプローブ(HA2200)をもちこめる技術が山口自律神経研究所にはあります。光線だから出来る位置なんです。