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背骨に器質的変性が無い。病気も無い。すなわち椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・椎体の辷り症や分離症、分離辷り症・後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症などなどの、整形外科的病名がつく状態が無い。内科的疾患すらも無いにもかかわらず、腰が痛い、背中が痛い、だるいなどの違和感を訴える患者は、今まで機能性の痛みとして捉えられて来ました。即ち筋筋膜性疼痛症候群(MPS)と銘打って!!!そういう痛みが大半であり、東洋医学といわれる施術家たちが当たり前のように日常診療で日々向き合っている症状ですね。そういう施術のプロたちからすると、整形外科医などが原因が無いのに何で?画像所見で異常が無いのに何で?と首をかしげて悩んだり、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などと名前だけ付けて解決したようにしているのは滑稽に見えている事と思います。

しかし最近、脊柱管内部の脊髄表面にコレステロールが佃煮の様に付着していて、その圧迫が原因で不定主訴(主に疼痛やシビレ、だるさ、違和感)を訴える場合もあると言われ始めました。⇒民放で直近放映されました。今後見聞きする機会も増えてくると予想します。以前脊柱管内部に遊離している脂肪魂が存在し、その原因で腰痛を起こすとの診断を大学病院で受けた患者さんを継続診療させて戴いた事があります。たしか東京都中野区から定期的に予約治療で来られていたと記憶しています。今は改善し来ていません。しかしコレステロールの話しは初めてです。コレステロールというと血管内と誰もが頭に思い浮かべるでしょうが、実は脳脊髄の方が多く存在します。ちなみに70kgの成人ですと、血液中のコレステロール量は10.8gで割合で言うと8%です。脳・神経系は32gでなんと23%です。もっと詳しくコレステロールの体の分布を知りたい方は、【コレステロール研究所】というサイトをご覧ください!一覧表が載っています。