治療料金

本日は「坐骨神経痛ハイブリッドレーザー治療の費用は」というキーワードで、当ホームページにたどり着いた人がいましたのでご説明いたします。

1つの病状に対して初診料が5000円です。その他に肩こり、顔面神経麻痺など全く違う病態の治療を同時に希望される場合は2500円プラスそれ以降の追加は1500円プラスとなっております。

従いまして坐骨神経痛の単一の病状(症状)のみの改善希望の場合は、1部位(1症状)と計算しますので、初回は5000円です。

神経筋接合部の加齢による変化を解明

東京都健康長寿医療センター研究所は6月27日、老化に伴う筋力低下や筋委縮に伴い、運動神経と骨格筋のつなぎ目の神経筋接合部の分子構造が変化することを明らかにしたと発表した。この成果は、最近注目されているサルコペディア(加齢性筋肉減少症)の病態解明や予防・治療法の開発に大きく貢献するものと期待される。

今回の研究成果により、神経筋接合部のアクティブゾーンの分子構造が、加齢により変化することを世界で最初に発見したことになる。アクティブゾーンは脳内の中枢神経細胞の神経伝達部位にもあることから、今後サルコペディアと認知症の因果関係を解明する重要な手がかりとなることが期待される。

ちなみに高齢マウスを使った実験で、1ヶ月ほど運動させると変化した神経筋接合部の形態が若返ることも報告されている。筋肉は何歳になっても鍛えれば機能が改善するとういう事は、当院でも常々患者に言い伝えている。

星状神経節レーザー照射前後の手背温の変化(1mWのレーザーポインター使用)

img044画像をクリック拡大してご覧ください!①が星状神経節照射前、②が星状神経節照射後のサーモグラフィー写真です。良く見比べて見てください!

実はこれは、スーパーライザーPXを使用していません!某文具メーカーのプレゼン用のレーザーポインター(実勢価格4000円前後)でここまで変化を起こせました。医療機器と比べるのもなんですが、出力はたったの1mWです。スーパーライザーPXの星状神経節用プローブの出力が1000mWです。すなわち1000分の1の光線出力でも正確に星状神経節を狙えれば、ここまで結果を出せるわけです。これが治療技術です。被験者は健常者ですよ!脳梗塞の患者さんなら、もっと極端な温度変化が出ます。当院を訪れる人の中では、スーパーライザーPXの治療を他院で受けた方も多いです。そこで納得いく結果が得られなかったから、縁あって山口自律神経研究所を受診されたわけです。img045

母指末節骨の亀裂骨折

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各レントゲン写真をクリック拡大してご覧ください!ださい!手の親指の末節骨の骨折です。鉄鋼業の男性で、鉄を削るため、台に固定する際ハンマーで鉄を叩くはずが、自分の親指を叩いてしまい骨折しました。痛そうですねえ!転位は無いので整復は必要ありません。アルフェンス固定と超音波温浴治療、直流の微弱電流で骨癒合促進の治療で早期治癒しました。

橈骨遠位端の若木骨折

P1020615P1020616画像をクリック拡大してご覧ください!下が正面像、上が側面像です。10歳の男子でマラソン中に転倒して右手のひらをついて負傷しました。竹節状になるので竹節状骨折ともよばれます。(下の写真)上の写真は橈骨の背側に明らかな骨膜の傷が見て取れます。この程度の骨折ならリハビリを込みで全治1ヶ月半くらいです。金属の固定は4週間で外し、包帯固定のみにします。日常診療で比較的多いケガです。

これは新鮮外傷なので、健康保険が使えます。山口接骨院の患者さんです。この子の父親がこの子くらいの年の頃、良くケガをして山口接骨院に来ていました。院長も年を取るハズですねぇ!(笑い)

経絡の不思議

P1020613画像をクリック拡大してご覧ください!右の大腸経の経絡にキネシオテープを細く切って貼った写真です。

ある程度の長さを貼ると大腸経の経路に緩んだ!緩んだ!と脳の大脳皮質一次運動野と一次体性感覚野が認識して、大腸経の経絡上に緩んだドミノ倒し現象が起きます。

すなわち、その経絡上の皮膚、筋肉が緩んで柔らかくなります。要するにコリ張りが解消されます。大腸経は写真テープの終わりのあと、肘の曲池を通って上腕を通り肩から前胸部、前頸部を通過して最後に顔の迎香という経穴で終点です。その終点まで人差し指の先端から、緩んだ、ゆるんだの将棋倒し現象を起こせるわけです。と同時に大腸の位置の組織も緩みます。右は右、左は左に反応します。お試し下さい。コツは、ある程度テープ伸長させて貼る事です。経絡や経穴に治療の針を刺さなくても体に変化を起こせるんですよ!テープ一つで。

※経絡とは、ツボ(経穴)とツボを結んだ線路のような物です。常磐線、山手線、京浜東北線みたいな感じに理解してください。その線路上が一気にだあ~っと緩むんです。面白いでしょう!?

「体のメンテナンス」という考え方

器質的疾患の患者さんは当然のことですが、機能性の痛みの方でも体のケア(メンテナンス)を怠れば、いずれ以前わずらった同様の症状が再び出てくることも珍しくありません。(器質的な痛みについては、治療実績例の最下部に、補足事項として載せてあります。)機能性の痛みとは、レントゲン検査やMRI検査で異常が無く、血液検査も異常が無い痛みのことをいいます。最近では筋筋膜性疼痛とも呼ばれるようになりました。さらに例えれば胃が痛い人で、胃カメラの検査をしても異常が無いのを機能性の胃の痛み、それに対して胃潰瘍や胃がんなど構造体が病変を起こしている状態を器質的な痛みといいます。整形外科疾患では椎体(背骨)や関節の器質的疾患(加齢変化も含む)が多いですね。

患者さんに於かれましては、あまり深刻にお考えにならずに、そういう個人個人の弱点なんだとご理解くだされば、腑に落ちると思います。ですから通院の間隔は、患者さんの自由意志にお任せしてあります。1回の治療の度に改善しますので「体のメンテナンス」とお考え下さい。(もちろん問われれば、その方に最適な通院間隔をお伝えしますが、こちらからは、次回いつ来なさいとは一切言いません。)

 

「人類史上最悪の痛み」神経障害性疼痛の治療薬、世界初の臨床試験へ

九州大と製薬会社「日本ケミファ」(東京)などは17日、難治性の「神経障害性疼痛」の治療薬実用化に向け、世界初の臨床試験を8月から開始すると発表した。

同疼痛は、がんや糖尿病などで神経が傷ついて発症する。肌に触れるだけで激痛を感じる場合もあり、世界に数千万人の患者がいると推定されるが、有効な治療薬は無いとされている。

同大の井上和秀副学長(神経生理学)らは2003年、「P2X4受容体」というタンパク質の増加が痛みの原因の一つと解明。研究を続け、これを抑制する阻害薬を発見した。臨床試験では、来年3月まで健康な成人男性に阻害薬を投与し、安全性を確かめる。その後、患者への投与も行って有効性を確認するなどし、6、7年後の実用化を目指すという。

神経障害性疼痛は、がんや糖尿病だけに留まらず、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、などからくる神経絞扼によっても起こる。(山口自律神経研究所でも多い患者だ)当院では疼痛部位の脊髄神経支配(デルマトーム)レベルへのレーザー照射、交感神経へのレーザー照射で疼痛軽減を実現している。痛みが強く患部を触れない帯状疱疹後の神経痛などは、直に皮膚に接触せずに数ミリレーザープローブを浮かせて照射する事もある。

機能性の膝関節の痛み

P102061072歳女性の膝関節のレントゲンです。画像をクリック拡大してご覧ください!

72歳にしては骨棘も無く、とてもきれいな膝の骨です。整形外科医は、このように骨に異常が無く、血液検査も異常が無ければ問題視しません。それ以上言っても無駄です。飲み薬や貼り薬を出してくれるだけです。でも患者さんは痛いわけです。むしろそういう器質的問題が無い痛みの人の方が世の中に多いんです。

この方は、膝の裏の膝窩筋の緊張が強いせいで膝がまっすぐ伸びません。あと大腿四頭筋の萎縮(やせ衰える事)が強く、パテラトップ(お皿の骨の上に水腫が溜まっている状態)が有りました。それらを改善する治療で1ヶ月で膝がまっすぐ伸びるようになり、正座もできるようになりました。当院に縁ができる前は、1年半も整形外科に通院していたそうです。

※変形性膝関節症の状態になっていなければ、ちゃんと最後まで治ります。

大脳皮質一次運動野とホムンクル

P1020604P1020605P1020606各画像をクリック拡大してご覧ください!脳の各部位の支配を示しています。カチューシャで活性化する方法も有ります、近赤外線で活性化するやり方も有ります。椎骨動脈と内頸動脈への近赤外線の同時照射でも介入出来ます。引き出しはたくさん有ります。それが知識であり知恵即ち技術です。

特に症状を訴える部位が右か左に片側に存在する場合は、まず脳から活性化させる場合が多いです。症状を抱えた年数が長ければ長い程、まず中枢神経(脳、脊髄)にアプローチします。長年の脳の悪い学習を解いてあげるわけです。患者さんが訴える患部に一切手を触れる前に行う極上の下ごしらえです。患者さんにとっては、痛い所にまだ何もしてもらってないのに、痛みが楽になるので、マジックショーを見て狐につままれた様な顔になる人、ビックリしすぎて大笑いする人など色々な感動の示し方を現します。院長にとっても嬉しい瞬間あり、随喜功徳(人の喜びをわが喜びとして喜ぶ行為が徳を積めるというお釈迦さまの教えの瞬間です。こういう技術の治療は世界でも類が有りません。