寝違え

P1020831結構、日常診療で多いですね。主に肩甲挙筋のスパズムが見られます。画像をクリック拡大してご覧ください!

その他に付随したスパズムをどういう順番で取るかが治療の醍醐味です。この方は痛い部分が左側で、顔を右に向くと痛いタイプなので、まずは右に向きやすくなるように筋緊張をとっていきます。左側の胸鎖乳突筋と左側の斜角筋群を緩めてあげると、まだ痛い部分の治療をしていないのに、痛いなりに右に向きやすくなります。患者さんは、あっ!まだ痛いけど、さっきより右に向きやすくなった!と言います。それからルービックキューブを6面合わせるように治療を組み立てていきます。

末梢動脈の血流改善

寒い時期は、持病の悪い部分が誤魔化しが効かずに、如実に顔を出しますね!ですから体のメンテナンスをお勧めします。表題を「末梢動脈の血流改善」としましたが、例えば腹部大動脈から総腸骨動脈を狙った近赤外線照射をしますと、その支配の筋肉の緊張が一気に改善します。大腰筋、腸骨筋などです。そうすると、そこが緩んだ事により裏側である腰の部分の筋肉も緊張が緩んできます。上腕動脈を狙った照射をしますと同様に肘の屈伸動作が滑らかになります。是非寒いこの時期こそ、体のメンテナンスをお勧めします。

赤十字ベーシックライフサポーター

P1020829昨年末、公益社団法人千葉県柔道整復師会館で行われた、赤十字救急法基礎講習(厚生労働省が定めるAED講習を含む)を受講し試験に合格しました。画像をクリック拡大してご覧ください!認定証です。公益社団法人の会員としての社会活動の一部と思っております。人工呼吸用のマウスピースは外出の際いつも鞄に入れております。万が一の有事に備えて。

和風総本家に出演する職人のような繊細な医療

その患者さんの症状を改善させるに際して、中枢レベル(脳血流)を先に改善させた方が良いか?末梢の交感神経を先に緩めた方が良いか?そういった全身の変化を起こさせないで、脊髄分節レベルの狭い面積で事が足りれるか?もしくはターゲットの筋肉周囲のスパズムを取るだけで解決するか?患者さんには悟られない一瞬一瞬の洞察が、この仕事のやりがいの真骨頂です。

謹賀新年

P1020828旧年中は多くの患者様を診させて戴きありがとうございました。本年も誠心誠意、辛い症状に向き合い、改善のお手伝いをさせていただく所存です。新年は1月4日より予約診療開始します。

画像をクリック拡大してご覧ください!当院贔屓筋の北松戸駅前ロータリーにある、お花屋さんのアレンジフラワーです。待合室入口の下駄箱の上に展示してあります。

 

アクセス55555件突破GOGO!

皆さまのお陰様をもちまして、アクセスが55555件を超えました。ありがとうございます。今後も日々精進し、誠心誠意に診させていただく所存です。今後ともドクターショッピング代替え医療ショッピングの終着駅、山口自律神経研究所を宜しくお願い致します。年内は12月29日まで終日ご予約お受けしています。(接骨院の患者さんは12月30日の午前まで)年始は1月4日より診療開始致します。

臨床ダイジェスト

【天気と関節痛に関連見られず、高齢者で検討】

米国に住む65歳以上の約155万人の一般内科医受診データ(約1167万件)を対象に、降雨と関節痛や腰痛による外来受診との関連を観察研究で検証した。

関節リウマチ、脊椎症、椎間板障害、その他非外傷性関節疾患による関節痛や腰痛での受診率は、調整後で雨の日6.35%、雨以外の日6.39%と有意差は見られなかった。また、関節痛や腰痛の保険請求率と降雨日数にも有意な関連は認められなかったという。

 

 

貴ノ岩の様な頭部外傷後の後遺症

頭部外傷後の症状は、その外傷部位(ホムンクルの位置)によって臭覚障害、味覚障害、聴覚障害、視力障害、後頭部や側頭部また前頭部の痛み、耳鳴りなど多岐にわたります。場合によっては脳梗塞後や脳出血後の痙性麻痺の様な重篤な後遺症が残る事も有ります。

山口自律神経研究所では、一般的なリハビリ専門病院のリハビリでは納得できない、効果を感じられないといった患者さんが訪れます。凄い嗅覚だと思います。人間力もしくは患者力とでも申しましょうか!?その患者さんの人生の徳分だと思います。例えばリハビリ専門病院で理学療法士(PT)によるリハビリを受けた直後の患者さんが、その足で来られます。えっ?何をしてもらって来たの?何も改善していないね!意味ないじゃん!という状態です。【近くに名前だけは有名なリハビリ専門病院があるんです。ホームページの謳い文句や企業理念は立派ですが(笑い)】その人が右脳梗塞後の左半身痙性麻痺だとしますと、当院の治療後は、むしろ健康な麻痺していない右半身が重く感じるぐらい、麻痺側の左半身が軽くなります。(運動性が向上します。)そういう治療技術は当院以外に世界で類が有りません。

初診料と再診料について

1か所の場合は、初診料5000円で1年以内の再診料が3500円です。複数部位の初診料は2部位目がプラス2500円、3部位目以降が1500円づつ増えるごとに加算されます。最近初診で来院された人を例に挙げると、頚椎症性神経根症で1部位、腰部脊柱管狭窄症で2部位目、左右の変形性膝関節症で合計4部位ですから、5000円+2500円+1500円+1500円=10500円の初診料になります。1年以内の再診は3500円+2500円+1500円+1500円=9000円となります。また例えば、今日は両膝は調子が良いので、頚椎症性神経根症腰部脊柱管狭窄症の2つの治療で結構ですという場合は、3500円+2500円=6000円という計算になります。

街にあふれるマッサージ屋さんレベル、手技療法屋さんレベルの施術家が手出し出来ない症例

幻肢痛⇒無い手足は触れません。切断して無いのですから!でもその無い部分を痛いと訴えるが幻肢痛です。

アロデニア(痛覚過敏)⇒痛すぎて触られたくないのですからマッサージなどもってのほかです。触らせてくれません。

CRPS(複合性局所疼痛症候群)や線維筋痛症⇒アロデニアと同じことです。マッサージ屋さんレベルの接骨院(整骨院)の先生方はお手上げで手出し無用です。

山口自律神経研究所では上記の症例もしばしば診させて戴いております。