高齢者の新定義「75歳以上」

日本老年学会と日本老年医学会が1月5日、都内で会見し、新たな高齢者の定義を提言した。現在「前期高齢者」「後期高齢者」と定義されている65-74歳、75-89歳をそれぞれ「准高齢者」「高齢者」とすることなどを示した。また90歳以上は「超高齢者」と定義するのが妥当との見解を示した。

今までの高齢者の分け方を変えることで医療提供の考え方が割とシンプルになるのではないか。例えば、栄養指導の面でもそれまでの制限を中心としたものでなく、75歳以上の方はしっかり栄養を取ってむしろ筋肉が落ちないようにする視点が重要になると思う。