軽度認知障害(MCI)

高次脳機能障害にしろ軽度認知障害にしろ脳血流、脳萎縮のシリーズは、とにかく脳血流を改善するのが最大公約数的な改善目的です。これを否定する意見は有りません。患者として受診した場合、医療機関が勧めるのは、適度な運動、趣味、食事などの当たり前の事で、目新しいことは何もありません。自助努力です。特に治療は有りません。

自助努力以外で、脳血流を第三者に改善してもらうのが治療といえると思いますが、どの医療機関も、そういった自助努力のアドバイス(処方)しか行っていません。認知症になる前の段階ですから、やたらに副作用の恐ろしい向精神薬など処方が出来ません。例え比較的副作用の軽い薬の投薬があったとしても、それ以外の治療手段も知恵も有りません。

山口自律神経研究所では、極めて脳に近い位置の椎骨動脈と内頸動脈への近赤外線のパルス照射で劇的な改善を見ています。エビデンスとしては、右の脳血流改善後は左半身の運動性向上、左脳血流改善後の右半身の運動性向上などで明解です。簡単な50問くらいの認知症テストを持参していただければ、術前術後の正解率がなお明解です。