スーパーライザーPXとHA2200の違い(有資格者向け情報)

スーパーライザーPXは光線を直線偏光していません。しかし光ファイバーの性能が向上しているのに加えて、パルス照射が可能になったのが大きな特徴です。光線出力もシングルプローブBタイプユニットで10000mW(10W)、2WAYファイバーで5000mW(5W)と高出力になったのが強みです。星状神経節用プローブは1000mW(1W)とHA2200より非力ですが、パルス照射が可能なので、照射しっぱなしを出来るのが鍵で、生体内に光電磁界の影響を連続的に及ぼし続けられます。

一方HA2200は光学レンズにより直線偏光させて、レーザー光と同様の直進性を持たせています。Bタイプレンズユニットで最高出力が2200mW(2.2W)とスーパーライザーPXより非力ですが、温かい温熱感は、こちらの方が感じます。星状神経節用プローブ(SGプローブ)は出力1500mW(1.5W)とPXより上ですが、間欠照射をしないと火傷をしてしまいますので、{1.5秒照射4秒休止}と休止時間を入れなければなりません。したがって光電磁界を連続的に浴びせる事が出来ないわけです。

最終的に、どう使いこなすかは技術者の知恵と経験次第です。山口自律神経研究所は両方とも設備しています。