柔整師:養成、厳格化、療養費不正、職業倫理必修に 厚労省方針

厚生労働省は、柔道整復師(柔整師)の養成カリキュラムを厳格化する方針を固めた。養成施設の卒業に必要な単位数を85から99に引き上げた上で、職業倫理の授業を必修化する。柔整師らが関与する療養費の不正請求が後を絶たず、養成段階での質の向上が必要だと判断したためだ。制度発足以来、大幅規制強化は初めて。来年度中にも省令改正し、2018年度からのスタートを目指す。

上記は2016年8月19日(金)配信の毎日新聞の抜粋である。いよいよ厚労省も本腰を入れたようだ。ブログに何度も書いているように、当院の患者さんは、接骨院めぐり、医者めぐりの末に来院される方が多い。当院受付に接骨院で唯一健康保険が使える場合を明記してあるので、初診の際、習慣的にクセで保険証を提示する患者さんに、「あ!保険証は必要有りませんので!」とお返しする際に、その文面に目を通してもらうと、「あっ!そうだったんですか!?」と知らない患者さんが殆どです。いかに本当の事を患者さんに告知しない接骨院の先生方が多いのかと思わされます。山口自律神経研究所のホームページのトップページにも「唯一健康保険が適用できる場合」とバナーを貼ってあります。

もっとも山口自律神経研究所の患者さんは、ホームページや電話の問い合わせで、新鮮外傷以外は健康保険が効かない事を知っています。それでも予約来院の際、つい習慣で保険証を出してしまうのでしょう。そのたび、「あっ!保険証は必要有りませんので!とお返しする日々であります。