子どものチック症

いわゆる体のストレスサインです。爪を噛んだり、イライラして叫んだり、かんの虫の種類といっても良いかもしれません。

引き金(きっかけ)は首筋の寝違えだったり、小児ですと縄跳びが楽しくて、頑張りすぎて、度を越した筋肉痛の長引きであったり、情動的な出来事であったり様々です。

首をゆらゆら動かしたりしても、親が強くしかったり注意してはいけません。ストレスの上塗りになってしまいます。まずは子どもが緊張を起こさない環境を気が付いたら作ってあげることが大切です。

治療は緊張状態を解いてあげることが主体となります。山口自律神経研究所では、近赤外線と高周波(電療)を使います。子どもによっては「ああ~かるくなったあ~」などと言ったりするので、その場にいる親はあらためて「ああ、この子は本当に緊張状態にあったんだあ!」と腑に落ちます。