上腕二頭筋長頭腱炎

日常診療で診る頻度が多い疾患です。画像をクリック拡大してご覧ください!力こぶの腕の筋肉を上腕二頭筋といいますが、短頭・長頭の2つの筋肉ユニットのうちの長頭が繰り返し動作により摩擦を生じて炎症を起こした状態を【上腕二頭筋長頭腱炎】といいます。肩関節の痛みです。とにかく痛くて肩が動かせない状態になります。

患者さんに於かれましては、とにかく酷使した結果なのですから安静が第一です。言う事を守って治療すれば2週間程度で治ります。外堀から緩めていき、患部(ココが)には近赤外線(スーパーライザーPX)と直流部弱電流(レボックス)を施します。酷使を続けると長引きます。痛みの強さ的には、ぎっくり腰の肩バージョンのような辛さですね。