和風総本家に出演する職人のような繊細な医療

その患者さんの症状を改善させるに際して、中枢レベル(脳血流)を先に改善させた方が良いか?末梢の交感神経を先に緩めた方が良いか?そういった全身の変化を起こさせないで、脊髄分節レベルの狭い面積で事が足りれるか?もしくはターゲットの筋肉周囲のスパズムを取るだけで解決するか?患者さんには悟られない一瞬一瞬の洞察が、この仕事のやりがいの真骨頂です。

貴ノ岩の様な頭部外傷後の後遺症

頭部外傷後の症状は、その外傷部位(ホムンクルの位置)によって臭覚障害、味覚障害、聴覚障害、視力障害、後頭部や側頭部また前頭部の痛み、耳鳴りなど多岐にわたります。場合によっては脳梗塞後や脳出血後の痙性麻痺の様な重篤な後遺症が残る事も有ります。

山口自律神経研究所では、一般的なリハビリ専門病院のリハビリでは納得できない、効果を感じられないといった患者さんが訪れます。凄い嗅覚だと思います。人間力もしくは患者力とでも申しましょうか!?その患者さんの人生の徳分だと思います。例えばリハビリ専門病院で理学療法士(PT)によるリハビリを受けた直後の患者さんが、その足で来られます。えっ?何をしてもらって来たの?何も改善していないね!意味ないじゃん!という状態です。【近くに名前だけは有名なリハビリ専門病院があるんです。ホームページの謳い文句や企業理念は立派ですが(笑い)】その人が右脳梗塞後の左半身痙性麻痺だとしますと、当院の治療後は、むしろ健康な麻痺していない右半身が重く感じるぐらい、麻痺側の左半身が軽くなります。(運動性が向上します。)そういう治療技術は当院以外に世界で類が有りません。

初診料と再診料について

1か所の場合は、初診料5000円で1年以内の再診料が3500円です。複数部位の初診料は2部位目がプラス2500円、3部位目以降が1500円づつ増えるごとに加算されます。最近初診で来院された人を例に挙げると、頚椎症性神経根症で1部位、腰部脊柱管狭窄症で2部位目、左右の変形性膝関節症で合計4部位ですから、5000円+2500円+1500円+1500円=10500円の初診料になります。1年以内の再診は3500円+2500円+1500円+1500円=9000円となります。また例えば、今日は両膝は調子が良いので、頚椎症性神経根症腰部脊柱管狭窄症の2つの治療で結構ですという場合は、3500円+2500円=6000円という計算になります。

街にあふれるマッサージ屋さんレベル、手技療法屋さんレベルの施術家が手出し出来ない症例

幻肢痛⇒無い手足は触れません。切断して無いのですから!でもその無い部分を痛いと訴えるが幻肢痛です。

アロデニア(痛覚過敏)⇒痛すぎて触られたくないのですからマッサージなどもってのほかです。触らせてくれません。

CRPS(複合性局所疼痛症候群)や線維筋痛症⇒アロデニアと同じことです。マッサージ屋さんレベルの接骨院(整骨院)の先生方はお手上げで手出し無用です。

山口自律神経研究所では上記の症例もしばしば診させて戴いております。

保存療法という選択肢

腰部脊柱管狭窄症は外科的な手術をしたとしても、シビレが取れきれるものではありません。また変形性膝関節症も手術が上手くいかず、以前より痛くなってしまったという方も少なくありません。そういう世間話をみなさんも耳にしていると思います。(実際そのとおりです。)それならばと手術をしない!と決断した方々は、保存的に騙しだまし温めたり電気をかけたり、マッサージをしたりという経過を一般的には辿るようですが、山口自律神経研究所に縁あって来られる方は、それらでは全く効果が無い!と自分の体で悟られた方々だと思います。

明日、初診で予約を取られた方は75才女性で、腰部脊柱管狭窄症に左右の変形性膝関節症で他にも・・・整形外科や接骨院など色々試して来た!とおっしゃっていました。近赤外線というキーワードで山口自律神経研究所のホームページに辿り着いたそうです。誠心誠意に診させて戴きます。

左右の脛(すね)のシビレと痛み

柏市逆井から昨日来られた患者さんです。近所の逆井記△○院の整形外科に2年通院して、全く良くならない!との事でした。レントゲン異常なしで痛みを和らげる点滴を続けたそうです。神経障害性疼痛と言われたそうです。(笑い)まったく名前を付けるのは得意のようですね!そちらの先生方は。

私の見立てではL4由来の症状でした。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの形態変化が無くても神経根由来の様な症状が出る事を彼らは知りません。L4にまつわる的を得たアプローチで改善させました。もう少し早めに気づけば!と口惜しがっておられました。例にに漏れず、山口自律神経研究所に来て楽になった方の反応です。ありがとうございます。

山口自律神経研究所に紆余曲折の末に訪れる方々の実例をご紹介する際、経過(経緯)の説明でどうしても全国津々浦々の彼らの的外れな頓珍漢な診断.治療の話が避けて通れません。ほとんどの場合がそうなので、仕方がありません。ご了承ください。

胸腰椎移行部の圧迫骨折後

P1020820画像をクリック拡大してご覧ください!お付き合いのある外科医の先生から頂いた模型です。分かり易いでしょう!

週に1回定期治療をし続けている89歳の女性患者がいらっしゃいます。平成25年春にゲートボール中しゃがんで球筋を見ていたところ、チョンと尻もちをついて圧迫骨折をおこしてしまいました。急性期を過ぎてからず~っと定期治療(コンディショニング治療)をさせていただいております。昔ならとっくに寝たきりになっていたと、感謝されております。こちらこそ診させて戴きありがとうございます。

腰痛

緊急な外科手術が必要な場合を除き、あらゆる腰痛を改善させています。器質的な変性(狭窄症、ヘルニアなど)が有ろうが無かろうが、患者さんの痛みを根本的に改善させる治療を山口自律神経研究所では行っています。それは、腰の痛みを訴えている部分を痛くせしめている立体的な筋肉の緊張(持続的筋スパズム)をルービックキューブを6面合わせるような、知恵の輪を解く手順で解いていく独自の治療です。ですから最初から痛い部分にはアプローチはしません。患者さんにしてみれば、「あの~私が痛いのは、ココなんんですけど!?」はい!はい! (笑顔、笑い)「知恵の輪と同じで解く順番が有りますから!まだ痛い所は触りませんよ!!患者さんの言いなりになって、痛いと訴える部分を揉んだりマッサージするのは無知な人がする事なんですよ!そういう無知な按摩さんレベルの治療院、接骨院が街にあふれていますが、、、」などと説明しながら、あれよあれよという間に痛みを最終的に消すといった感じです。ちょっとしたマジックショーですかね!?最終的な日常生活での注意事項は?と問われると、「押さない!揉まない!触らない!」と3拍子で覚えて下さい!と答えます。患者さんが今までやって来た事を私に否定されるカルチャーショックの瞬間です。

中足骨部の痛み(12月1日投稿の経過)

P102080812月1日に搭載した中足部の痛みの患者さんです。開張足による外反母趾が見られ、痛い部分は第2.3.4中足骨部という症状でした。今日で2回目です。サーモグラフィー画像を添付しますので、クリック拡大してご覧ください!前回のサーモグラフィー画像(上の画像)と比べて白い部分(皮膚表面温度が一番高い部分)が、かなり減ったのが分かります。前回は広範囲な足背部から指先まで白く写っていました。(下の画像)見比べて見てください!P1020818

外反母趾が原因の足背部の痛みと腫れ

P1020811P1020808

 

 

 

 

サーモグラフィー画像をクリック拡大してご覧ください!右足の甲が左足の甲と比べて熱を持っているのが、お分かりいただけると思います。指先も熱があります。本来指先は皮膚温が低いのが普通です。左足のサーモグラフィー画像と全く違いますよね!原因は外反母趾による負担が要因となっています。自営のお花屋さんで、1日中立ち仕事による靴の圧迫が原因です。それを見抜くのが診断になります。右足の長母趾屈筋(足の親指を曲げる下腿最大の筋肉)が主として持続的筋緊張を起こしていて、その事により、足のアーチの構造に負担を掛けて炎症が起きています。足の裏の土踏まず(縦アーチ)が少ない状態を偏平足とよびますが、外反母趾の場合は指尖部に近い部分の横アーチが扁平になっています。その状態を開張足といいます。たいていは、その開張足の部分の足の裏に魚の目が有ります。そこが当たっているわけです。スーパーライザーPX、テクトロン、レボックス、特殊な山口自律神経研究所オリジナルの外反母趾テーピングなどで改善します。腫れて痛かった部分には、塗り薬や湿布薬をします。