子どものチック症

いわゆる体のストレスサインです。爪を噛んだり、イライラして叫んだり、かんの虫の種類といっても良いかもしれません。

引き金(きっかけ)は首筋の寝違えだったり、小児ですと縄跳びが楽しくて、頑張りすぎて、度を越した筋肉痛の長引きであったり、情動的な出来事であったり様々です。

首をゆらゆら動かしたりしても、親が強くしかったり注意してはいけません。ストレスの上塗りになってしまいます。まずは子どもが緊張を起こさない環境を気が付いたら作ってあげることが大切です。

治療は緊張状態を解いてあげることが主体となります。山口自律神経研究所では、近赤外線と高周波(電療)を使います。子どもによっては「ああ~かるくなったあ~」などと言ったりするので、その場にいる親はあらためて「ああ、この子は本当に緊張状態にあったんだあ!」と腑に落ちます。

 

小児の首筋の痛み

小2の女子。3週間くらいの間、首筋の痛みをかばうように体をよじらせるので、心配で親が整形外科に連れて行きました。レントゲンを撮って異常が無いと言われ、ロキソプロフェン(外用)⇒ロキソニンの貼り薬を処方されて家に帰りました。

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その後もらった貼り薬を貼り続けてもまだ痛みがとれないと来院されました。画像をクリック拡大してご覧下さい!おそらく寝違えをこじらせてのでしょう。肩甲骨を上方に引き上げる筋肉(肩甲挙筋)の機能不全の痛みです。またそれだけに留まらず、周囲の頸部の筋肉の持続的筋緊張も発生します。一ヵ所が滞ると時間経過とともに筋緊張が周囲に広がるわけです。それらを解くのにはルービックキューブを6面合わせるのや知恵の輪と一緒で、解く順番が肝になります。いきなり痛い部分をここが患部だといじっても痛みは取れません。また小児はまだ筋力が充分で無いせいもあり、痛みが長引くのも珍しくありません。

以前のブログでも書きましたが、こういう痛みに対して整形外科医は問題視しません。貼り薬を処方して終わりです。それが普通です。ありがとうございます。本当に整形外科医には感謝感謝です。うまく住み分けが出来ていると思います。整形外科に健康保険で受診し、街に乱立するマッサージを主とする普通の接骨院では痛い部分をなおさら揉み壊されるから!と賢い理解で、山口自律神経研究所では自費にもかかわらず、痛みが取れるからと来院される患者さんたちが大勢います。そういった人々のお蔭で私は生かされています。重ね重ねありがとうございます。

賢い患者さんたち

山口自律神経研究所を選ぶ患者さんたちは、賢い方々ばかりです。!MRI検査やレントゲン検査、超音波エコー画像検査、血液検査などは保険の効く医師の医療機関へ受診されます。千葉県内ですと松戸整形外科、船橋整形外科、南総の方だと勝浦整形外科などに掛かってから山口自律神経研究所を訪れる方が多いですね!

しかし治療は、保険の効かない山口自律神経研究所へ訪れます。整形外科やペインクリニックなどの一般保険医療機関や、マッサージが主の街に乱立する接骨院やカイロプラクティック、針治療などの施術では改善しない!!どんなに有名な病院や整形外科でも、外科的な手術以外の非侵襲治療の技術は医師には無い!と身をもって悟った賢い方々から強い支持を受けております。

筋筋膜性疼痛症候群(MPS)

柔道整復師や鍼灸師などは昔から臨床の現場で遭遇する日常茶飯事の当たり前の症状ですが、整形外科医は名前をつけるのが好きですね。⇒筋筋膜性疼痛症候群ですって!長ったらしい名前ですね(笑い)どうやら彼らが一番お手上げの症状だそうです。(大笑い)レントゲン検査や血液検査で異常がない単なる筋肉の痛みです。山口自律神経研究所で一番多い患者の症状です。彼らは異常が無いのになんで痛いんだと首をかしげて悩んでいます。ありがとうございます。筋硬結など触診すれば異常は有るんですよ!そんなことが分からない大多数の一般保険医療機関が周りに有ればあるほど、全然良くならないと患者さんが来院されます。

最近ではエコーを見ながら侵襲的に、ここの筋膜の動きが、、、などと言いながら生理的食塩水に近い水溶液を作ってそれをを注射しながら「ほら癒着していた筋膜がペラペラ剥がれて来たでしょう!」などと言って1万円ぐらい取る医者がたまにテレビに出ていますが、みなさんご苦労されていますね。お疲れ様です。受けられた患者さまに於かれましては、注射は痛いしお財布は痛むしお気の毒さまです。例えそのとき筋肉の動きが改善されて痛みが消えてもまたすぐに元に戻ります。根本的にそこに負荷が掛からないように、筋肉の立体的な引っ張り合いのバランスを変えてあげなければ、またすぐ元の状態に戻るんですよ。⇒これには知識と知恵と技術が必須です!器質的に異常が無い機能性の痛みが大半なのに、それらに対して手の施しようが無いと言ったり注射したりするのは知識が無いんですね!まあ言っても分からないにし通じないないと思いますね。文化文明が違い過ぎる人同士がコミニュケ―ションをとれないのと同じです。

 

代替え医療ショッピングをやり切っていない人

代替え医療とは、針、灸、あんま、マッサージ、柔道整復(接骨院、整骨院)を指します。腑に落ちるまで自分の体で経験し納得されることをお勧めします。山口自律神経研究所は、ドクターショッピング、代替え医療ショッピングの果てに縁あって来られる方が多いのですが、中にはドクターショッピングは、もうこりごりと経験し医師に掛かる事を興ざめしていても、針 灸 マッサージ カイロプラクティック(これは日本では無資格)などを経験しきっていない人が、「それらは、どうなんでしょうか?」と質問される方がいらっしゃいます。そういう方には、どうぞ行かれて見て体験なさってご確認ください!と促します。答えはおのずと体が教えてくれるはずです。

胸椎椎間関節症

要するに、尋常じゃない頑固な背中の痛みの症状が主訴です。整形外科でレントゲンを撮って胸椎椎間関節症と診断名をつけてもらっても痛みは取れません!もらった飲み薬や貼り薬を飲んだり貼ったりしても痛みが取れません!針治療に行っても全然良くなりません!などという経過を辿って山口自律神経研究所に巡り合うパターンの方が多いですね。一回で楽になります。

日本レーザー治療学会(市民公開講座)のお知らせ

今年で29年目になりました。画像をクリック拡大してご覧下さい!P1020759両国の国際ファッションセンター10Fで6月25(日)午前10時~12時に市民公開講座(参加費無料!申し込み不要が行われます。講師は2名で、順天堂大学皮膚科のお医者さんの「いろいろなシミに対するアンチエイジング~レーザー治療にできること~」と、日大麻酔科のお医者さんの「知っておいて損はしない痛みの話~痛みに対する光線治療~」です。ご関心のある方は行かれてみてはいかがでしょうか!?

われわれ日本レーザー治療学会員の本篇本丸も前日と同日、同じ場所で「光線治療を知り尽くそう」という主題の元に行われます。こちらは一般のかたは入れません。

過活動膀胱(UUI)

年齢を重ねるごとに羅漢率が増える傾向にあります。一般的なお医者さんの薬物治療で改善効果の実感が薄い方が、他の方法を模索されて来院されますね。

過活動膀胱の場合は、腰髄、仙髄への近赤外線パラメラン照射、膀胱の脊髄神経支配であるS2、S3、S4への近赤外線パラメラン照射による膀胱の緊張低下、腹部高周波通電による下腹部深層筋の強化などにより改善が期待できます。