寝違え

P1020831結構、日常診療で多いですね。主に肩甲挙筋のスパズムが見られます。画像をクリック拡大してご覧ください!

その他に付随したスパズムをどういう順番で取るかが治療の醍醐味です。この方は痛い部分が左側で、顔を右に向くと痛いタイプなので、まずは右に向きやすくなるように筋緊張をとっていきます。左側の胸鎖乳突筋と左側の斜角筋群を緩めてあげると、まだ痛い部分の治療をしていないのに、痛いなりに右に向きやすくなります。患者さんは、あっ!まだ痛いけど、さっきより右に向きやすくなった!と言います。それからルービックキューブを6面合わせるように治療を組み立てていきます。