筋筋膜性疼痛症候群(MPS)

柔道整復師や鍼灸師などは昔から臨床の現場で遭遇する日常茶飯事の当たり前の症状ですが、整形外科医は名前をつけるのが好きですね。⇒筋筋膜性疼痛症候群ですって!長ったらしい名前ですね(笑い)どうやら彼らが一番お手上げの症状だそうです。(大笑い)レントゲン検査や血液検査で異常がない単なる筋肉の痛みです。山口自律神経研究所で一番多い患者の症状です。彼らは異常が無いのになんで痛いんだと首をかしげて悩んでいます。ありがとうございます。筋硬結など触診すれば異常は有るんですよ!そんなことが分からない大多数の一般保険医療機関が周りに有ればあるほど、全然良くならないと患者さんが来院されます。

最近ではエコーを見ながら侵襲的に、ここの筋膜の動きが、、、などと言いながら生理的食塩水に近い水溶液を作ってそれをを注射しながら「ほら癒着していた筋膜がペラペラ剥がれて来たでしょう!」などと言って1万円ぐらい取る医者がたまにテレビに出ていますが、みなさんご苦労されていますね。お疲れ様です。受けられた患者さまに於かれましては、注射は痛いしお財布は痛むしお気の毒さまです。例えそのとき筋肉の動きが改善されて痛みが消えてもまたすぐに元に戻ります。根本的にそこに負荷が掛からないように、筋肉の立体的な引っ張り合いのバランスを変えてあげなければ、またすぐ元の状態に戻るんですよ。⇒これには知識と知恵と技術が必須です!器質的に異常が無い機能性の痛みが大半なのに、それらに対して手の施しようが無いと言ったり注射したりするのは知識が無いんですね!まあ言っても分からないにし通じないないと思いますね。文化文明が違い過ぎる人同士がコミニュケ―ションをとれないのと同じです。

 

胸椎椎間関節症

要するに、尋常じゃない頑固な背中の痛みの症状が主訴です。整形外科でレントゲンを撮って胸椎椎間関節症と診断名をつけてもらっても痛みは取れません!もらった飲み薬や貼り薬を飲んだり貼ったりしても痛みが取れません!針治療に行っても全然良くなりません!などという経過を辿って山口自律神経研究所に巡り合うパターンの方が多いですね。一回で楽になります。

過活動膀胱(UUI)

年齢を重ねるごとに羅漢率が増える傾向にあります。一般的なお医者さんの薬物治療で改善効果の実感が薄い方が、他の方法を模索されて来院されますね。

過活動膀胱の場合は、腰髄、仙髄への近赤外線パラメラン照射、膀胱の脊髄神経支配であるS2、S3、S4への近赤外線パラメラン照射による膀胱の緊張低下、腹部高周波通電による下腹部深層筋の強化などにより改善が期待できます。

SGL(星状神経節への近赤外線照射)のみの患者さん

最近、星状神経節照射だけの患者さんも増えて来ました。

患者さんの要望で行っております。橋本病(甲状腺機能低下症)の人やバセドー病(甲状腺機能亢進症)の方が多いですね。調子が良くて通院が開きすぎると首の周りが腫れてくるので思い出したようにまた来始めます。

「唾を飲み込むと甲状腺周囲の腫れがひいたのが分かる!」なんて言う人もいますね!とても効果がわかりやすいので、患者さんの意志で納得づくで来続けています。もちろん専門医とは縁を切らない様に言ってあります。しかし一回でも山口自律神経研究所でSGLを受けてしまうと患者さんも違いが分かるようです。とにかく体の調子が良くなりますから。

 

急性腰痛症(ぎっくり腰)

急性腰痛症(ぎっくり腰)は、西洋では[魔女の一撃]などと呼ばれたりします。身動きが取れませんからねえ~痛いですよねえ~!またそれ程の痛みでもない毎度おなじみの腰痛な患者さんもいらっしゃいます。いわゆる諸所の器質的な要素を含んだ慢性腰痛ですね!

どちらの患者さんも腰の痛みを消してくれというわけで来られるわけですが、山口自律神経研究所の場合は、痛みの支配である部分の脊髄をパラメラン照射法で緩めるので腰の痛みが治るだけでなく、いつも歩いている場所の階段の上り下りが楽になった事に気づいたりします。

とくにご年配の方が、ビックリして私に聞いてきます。「あのお~?足の運びも軽くなったんですけど!?」そうなるんですよ。嬉しいビックリですよね!!!

頚椎症性頚髄症

P1020756 P1020758実はこの方交通事故の患者さんです。側方から衝突されました。

頸椎のMRIをクリック拡大してご覧下さい・脊髄が2ヵ所せまくなった所で圧迫されているのが分かります。30代の頃、頚髄症の手術を受けておりチタンのプレートにより前方固定術を施されています。それゆえその部分の椎体が形を成してないのが画像から分かりますね!上位頸椎部の脊髄の潰されている部分は、30代の頃受けた手術前の状態の画像を患者が覚えていて、それと変わらないと言っていました。手術をしても経年変化でここまで狭窄してしまうんですね!膀胱直腸障害が出ていないのが不思議な位の潰れ方です。今度手術をする場合は後方からになります。本人はいつ受けるかしないか迷っています。

次に腰椎のMRI画像をクリック拡大してご覧下さい。頸椎に比べると比較的綺麗な画像ですが、この方昨年左上臀部~股関節部の尋常ではない痛みで当院に掛かっております。2回でほぼ改善しましたが、左のL2にヘルニアが有る可能性を患者に告げました。今回良い機会なのでその事を聞いたら「その後MRI検査を受けたら山口先生の言う通り、第2腰椎の椎間板ヘルニアがMIRI検査で見つかりました!」と言い当てられた事にビックリしていました。このMRIの側面画像では、骨棘で押している様に写っていますが、現在L2神経根由来の症状は有りません。条件が良くなって上手い具合に圧迫を逃れているのか多少萎んだか?とにかく手術をしなくても良くなるんですよ!!

まあとにかく、そういう状態の人が交通事故にあったわけですから長くかかりますね!今現在、腰の痛みの他に右下肢に軽い跛行とギビングアウェイ(重心が支えられずカクッと膝が崩れる現象)が有ります。左足趾に痺れがあります。

頸椎に関しては、外傷性頸部症候群の諸症状があり、首の痛みの他に左右上肢に放散する痛み痺れがあります。今回の交通事故後のMRIを撮った整形外科医は、しばらく通院する接骨院では首はマッサージしてもらわないでください!と注意されたそうです。 もとより当院ではマッサージなどといった按摩さんの様な低レベルな事はしません。街に乱立する無知なマッサージ屋さんレベルの接骨院とは違う生き物です。それどころか、黄色靭帯骨化症で椎弓切除術を受けた患者さんからも治療依頼されたことも有ります。(要するに背骨が無いので皮膚の下が脊髄ですよ!)整形外科医や世間一般からの目では、接骨院はマッサージをしてくれる所という認識のようです。山口自律神経研究所はドクターショッピング、接骨院ショッピング、鍼灸治療院等マッサージ治療院ショッピングの終着駅です。患者さんの層が違います。どこに行っても良くならずに、本当に困り抜いた患者さんばかりです。

両下腿の浮腫(むくみ)

83歳の女性です。夕方に両足が浮腫む傾向が、ここ数ヶ月自覚していて、つい最近ハワイ旅行に行って帰って来てから尚酷くなったとの事。

かかりつけの内科、循環器科の受診を勧めましたが、施術をご希望されたので、腰髄への近赤外線パラメラン照射と下肢の動脈照射、下腿筋肉への中高周波電流の通電、必要最低限の末梢から中枢へのリンパドレナージュで改善させました。

顎関節症

これも一般的な歯科・口腔外科などの治療では改善せず納得できない方々が山口自律神経研究所を訪れます。近赤外線や中高周波電療、SSP、直流の微弱電療治療器などを臨機応変に使いこなし改善~治癒に至らせます。

兵庫医科大、定説覆す⇒脳梗塞で死んだ細胞再生!!!

兵庫医科大(兵庫県西宮市)のグループが、脳梗塞の組織の中に神経細胞を作る細胞があることを発見し、それを採取、培養して移植することで、脳梗塞で死んでしまった脳細胞を再生させる研究を始めた。死んだ神経細胞は再生しないという定説を覆す発見で、グループは「今後2年余りで、臨床試験の段階まで持って行きたい」と話す。

脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳の神経細胞が死んでしまう病気で、後遺症が出ることも多い。その組織の中に神経細胞を作る細胞があることを、同大先端医学研究所の松山知弘教授、中込隆之准教授らが2009年、マウスの実験で発見。15年には、血管の周囲の細胞が脳の一大事を受け、神経細胞などに変化できる「多様性」を獲得していることが分かった。グループは重症の脳梗塞を起こしたヒトの脳でも存在を確認し、「iSC細胞(虚血誘導性多能性幹細胞)」と名付けた。今後に期待である。

山口自律神経研究所の患者において、脳梗塞後の痙性麻痺、認知症、パーキンソン病などの脳血流の虚血由来の症状は、椎骨動脈(小脳を栄養)と内頸動脈(大脳を栄養)への近赤外線パルス照射で対応しており、治る病気ではないがその都度症状改善するので患者さんが絶えない。