LLLT(Low Level Laser Therapy)⇒低出力レーザー治療

表題は内科的レーザー治療とも言います。すなわち外科的に焼いたり切ったりする高出力レーザーとは違い、患部組織周辺の血流改善をさせて病状改善を目的とするのが低出力レーザー治療(LLLT)です。山口自律神経研究所は、そのエキスパートです。様々な症状で一般的な保険医療機関の治療では満足できない方々が、口コミやインターネット上でホームページを見たりでいらっしゃいます。様々な診療科疾患(整形外科疾患・耳鼻咽喉疾患・婦人科疾患・内科疾患・眼科疾患・心療内科疾患など)に対応できる場合が多いです。ご相談下さい。

最新情報

背骨に器質的変性が無い。病気も無い。すなわち椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・椎体の辷り症や分離症、分離辷り症・後縦靭帯骨化症・黄色靭帯骨化症などなどの、整形外科的病名がつく状態が無い。内科的疾患すらも無いにもかかわらず、腰が痛い、背中が痛い、だるいなどの違和感を訴える患者は、今まで機能性の痛みとして捉えられて来ました。即ち筋筋膜性疼痛症候群(MPS)と銘打って!!!そういう痛みが大半であり、東洋医学といわれる施術家たちが当たり前のように日常診療で日々向き合っている症状ですね。そういう施術のプロたちからすると、整形外科医などが原因が無いのに何で?画像所見で異常が無いのに何で?と首をかしげて悩んだり、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などと名前だけ付けて解決したようにしているのは滑稽に見えている事と思います。

しかし最近、脊柱管内部の脊髄表面にコレステロールが佃煮の様に付着していて、その圧迫が原因で不定主訴(主に疼痛やシビレ、だるさ、違和感)を訴える場合もあると言われ始めました。⇒民放で直近放映されました。今後見聞きする機会も増えてくると予想します。以前脊柱管内部に遊離している脂肪魂が存在し、その原因で腰痛を起こすとの診断を大学病院で受けた患者さんを継続診療させて戴いた事があります。たしか東京都中野区から定期的に予約治療で来られていたと記憶しています。今は改善し来ていません。しかしコレステロールの話しは初めてです。コレステロールというと血管内と誰もが頭に思い浮かべるでしょうが、実は脳脊髄の方が多く存在します。ちなみに70kgの成人ですと、血液中のコレステロール量は10.8gで割合で言うと8%です。脳・神経系は32gでなんと23%です。もっと詳しくコレステロールの体の分布を知りたい方は、【コレステロール研究所】というサイトをご覧ください!一覧表が載っています。

自律神経失調症のレーザー治療(鍼治療では得られないメリット)

まずは鍼を刺さないので痛くありません。星状神経節や腹腔神経叢、また動脈そのものなどに鍼を侵入させるのは殺人行為ですが、レーザー光や直線偏光近赤外線の場合は、非侵襲で安全に効果を及ぼす事が可能です。要するに間接的に緩慢に作用する遠い外堀である大腸経・膀胱経・心包経だとかの経穴しか狙えない鍼と違って、光の場合は鍼やブロック注射では危険過ぎて狙えない部位でもダイレクトにアプローチできることが最大のメリットです。

実際ペインクリニックや針治療に通っても症状が改善しきれない患者さんが、各地域から山口自律神経研究所に予約治療に通われています。鍼灸院の先生も通われています。(笑い)

頚部脊柱管狭窄症の後方からの椎弓形成術後のケア

 

 

 

画像をクリック拡大してご覧ください!後方から椎弓形成術を受けた患者さんです。第5第6頸椎の棘突起は切除されていて有りません。レーザー照射をしている直下は脊髄神経に極めて近い場所です。良い意味で照射を妨げる椎骨が有りませんので、パラメラン照射法(椎弓間隙に向かって斜め45°に左右の横突起の位置から狙う照射法)をする必要がないんです。この患者さんは手術後に膀胱直腸障害は当然消えましたが、痺れや強張りが残っていて、それを少しでも緩和したくていらっしゃいました。効果は絶大です。その場で改善しますので、予約治療の度にニコニコ顔で帰って行かれます。この様な体のメンテナンスには、それなりの実費費用が掛かりますので、来る患者さんの価値観ですね。普通の接骨院には、こういう特殊な患者さんは絶対来ません。念のため老婆心で「絶対にマッサージをするような所なんかに行ったら駄目ですよ!危険ですから!」と注意をしておきました。本人は百も承知しています。こんな所を指で押されたら一巻の終わりですから。

以前茨城県の石岡市から来られた患者さんを治療実績例の項目に載せてあります。同じ症例です。ご覧ください!

春バテ・花粉症

春バテによる自律神経の乱れで、もともとの花粉症が酷く出たり、頭痛・腹痛など諸所の症状が顔をだします。複数の症状が重なるほど辛さが増し対処が難しくなります。山口自律神経研究所でのレーザー治療をお勧めいたします。諸所不具合の神経を直接緩和します。

当院ならではの特異なケース

画像をクリック拡大してご覧ください!個人情報ですので、住所の枝番と氏名・生年月日は伏せてあります。交通事故による右肩鎖関節と左肘頭周囲の痛みです。オートバイに乗っていて後ろから乗用車に追突されたそうです。30代男性の方です。居住地である柏市内の整形外科でレントゲンやMRI検査を受け、最寄りの接骨院に交通事故治療加害者の任意保険による支払いで、患者負担金ゼロの治療)で現在も通院中ですが、事故日である2月から今に至るまで、ほぼ毎日のように通院しているのにも関わらず、痛みが全然良くならない!しかし諸事情や浮世の義理で今の接骨院を変えるわけにはいかない!自費で構わないので診てください!といった申し出です。山口自律神経研究所では珍しくないケースです。

もちろん当院に転院希望であれば、加害者の保険会社に転院希望の旨を交渉すれば、当院でも患者負担ゼロの交通事故治療が受けられます。当院にしてみれば、非常に良くあるケースです。

40代女性・自律神経失調症

画像をクリック拡大してご覧ください!住所の枝番と氏名は伏せてあります。腰部・臀部の痛みの患者さんでしたが、記入されている20年来の腰痛は改善させて戴きましたが、今回は自律神経失調症です。閉経間際の方に多いですね。不安・不眠・だるい・やる気が起きない・・・言ったら色々不快症状が出て来ます。

最大公約数的な治療は左右の脳血流改善(レーザー動脈照射)と左右の星状神経節レーザー照射、および脊髄神経レーザー照射です。あとは後頭部の重さを取りたかったら、三叉神経のⅡ枝にレーザー照射、視力改善なら目の太陽穴などと照射位置が増えます。三陰交・内関・太衝穴などの全身に点在する経穴にも必要に応じて照射します。治療後は極端に体が軽くなりますので、治療効果が分かり易いです。

40代女性・後脛骨筋の機能不全

画像をクリック拡大してご覧ください!治療風景とサーモグラフィー画像・可視画像です。患者さんの訴えは、左かかとの痛みです。自分で調べたスマホの画面を差し出して「あしぞこ筋膜炎だと思います!」と私に言いました。はい!はい!足底筋膜炎ですね!(笑い)痛みを感じてすぐ来たので、1回の治療で痛みは消失させられました。まあおそらく、人それぞれの原因の繰り返しで、痛みは再生産するでしょうけど、とにかく1回の治療のたびに限界までコンディションが良くなる価値観で来院して戴いております。例えばテニスのコーチを職業としている人が、テニス肘になったら、休まなければいくら治療しても痛みはゼロになりません!左足関節が右と比べて内反していたのと、後脛骨筋に沿って圧痛がありましたので、診断は容易でした。患者さんの言う事を真に受けて、足底筋膜炎だからと足底に電気を通電しても痛みは取れません!(笑い)とにかく根本的な親玉の筋スパズムを先に取るのが鉄則です。もちろん時間経過で足底筋腱にも症状はでますが、この方は疼痛を感じてすぐ来ましたので・・・後脛骨筋の緊張を取ってあげただけで殆ど痛みが消えました。派遣社員で倉庫で立ちっぱなしの仕事だそうです。

60代女性・左鼠径部の痛み

問診票と大腰筋の絵です。画像をクリック拡大してご覧ください!問診票は個人情報の住所・氏名は伏せてあります。鼠径部の痛みは日常診療で多い部位です。左大腰筋の付着部の痛みですね!いつもの事ですが、整形外科でレントゲン検査をして異常がありません!と言われ当院に来ました。日本をはじめ世界中の整形外科の先生さま、いつも有難うございます。感謝します。

さて仰向けで寝ている状態ですでに上前腸骨棘の位置が上方に変位しています。うつ伏せの状態ですと左腸骨稜の位置が上方に変位しています。その状態(うつ伏せ)で左ももを持ち上げてもらうと、右と比べて殆ど上がりません。そこで左腰方形筋を緩めてあげると右と変わらないくらい左ももが上に持ち上がるようになります。

それから患部へのアプローチです。うつ伏せの状態の時に大腰筋の支配であるL1・L2・L3の脊髄神経は緩めておきます。それは運動領域ですが、もちろん知覚領域であるデルマトーム(脊髄神経皮膚分節)の位置もいつも頭にいれています。とにかくあらゆる可能性を刻一刻と患者さんを診ながら考えています。仰向けになっていただいて大腰筋の支配動脈である腸腰動脈の腰枝の本幹になる腹部大動脈~総腸骨動脈をねらってレーザー照射します。かなり動作の制限が強い場合は右側の一次運動野にそって遠赤外線や磁気を発するカチューシャをあてがったり、右側の椎骨動脈と内頸動脈の照射可能な極めて脳に近い照射ポイントに近赤外線をパルス照射をします。電療は高周波を患部周囲に考えのもとに通電します。近赤外線を星状神経節とそこに近い交感神経幹にダブル照射もします。

今回は同業者も見ているということで、少し専門的な説明をしました。自律神経研究会(A.N.S)清水会の先生方は、上記の文章の意味が分かるはずですが、街にあふれるマッサージ屋さんレベルの医療類似行為業者【はり・灸・あんま・マッサージ・カイロプラクティック・整体・接骨院(整骨院)】の方々に於かれましては、ちんぷんかんぷんで何を言っているのか解らないと思います。宇宙人の話しを聞いている様な感覚だとおもいます。しかたがありません。整形外科などの医師でも解らないレベルの話しですから。解ったつもりで、もう学ぶ事は無い!と勘違いして過去に清水会を退会した先生や、レベルが高すぎて理解ができずに、映画・猿の惑星状態(文化・文明のレベルが違い過ぎてコミュニケーションが取れない状態、基礎知識が無く理解不可能な状態の比喩)でやめた先生も分からないはずです。では山口自律神経研究所は何者ですか?はい!そういう勉強に関心がある先生はお問い合わせください。基本情報は【勉強会】の項目に載せてあります。とにかく新鮮外傷ではない痛みは、1回の治療で大分楽にしてあげる事ができます。患者さんから喜ばれますよ!

左腰臀部~左大腿部~左下腿部にかけての痛み・張り

 

画像をクリック拡大してご覧ください!個人情報ですので住所氏名は伏せてあります。49歳男性・自営で運送業を営んでいる方です。去年の暮あたりから左脚に力が入りずらくなり、痛みも並行して出現する経過を辿りました。様子を見ても良くならないので、今年にはいって1月中旬に船橋整形外科でMRI検査を受けましたが、何番目の間が狭いとか、潰れているだとか、ヘルニアが有るなどの器質的な問題は見つかりませんでした。(要するに整形外科医の言うところの異常無し!という意味)

怖い病気では無いとういうことで一安心し、最寄りのマッサージをしてくれる接骨院に暫く通ったそうです。そして本日に至るまで大分以前よりマシになったが、そこから先の違和感や張りが取れないということで、当院の患者さんに聞いて本日ご予約されました。器質的な変性のない状態で、痛い・張った感じなどの症状を機能性の痛みといいます。筋筋膜性疼痛症候群(MPS)などと整形外科医が呼ぶことも有ります。

さて今回の患者さんの主訴は左側の腰やお尻がまだ張っているし、動作が重い、左側のモモやフクラハギもまだ張っていて重いというものでした。治療は、右の脳血流改善により右脳を活性化させて左半身の運動性を軽くします。この時点でえっ?なにこれ?軽い?どうして?という状態です。あとはいつもの手順で治療をしていきます。会計後は必ず「どれくらいの間隔で通えば良いですか?」と聞く方が多いです。私は「ケガや病気では無いので、ご自由に来たい時にまた御予約してください!」と答えます。もうすでにむしろ右側の方が重く感じるくらいの状態ですから、1回の治療で完結していますから。