臨床ダイジェスト

人工知能、白血病患者救う・・・10分で遺伝子解析、東大医科研導入

東京大学医科学研究所が導入した人工知能(AI)が白血病患者の特殊なタイプの遺伝子を10分で見つけ、治療に役立てていたことが分かった。

人工知能が患者の治療に貢献した国内初のケースで、がんなど医療分野での応用につながると期待される。

同研究所は昨年7月、米IBM社の人工知能「ワトソン」に2000万件以上の生命科学の論文、1500万件以上の薬剤関連の情報を学習させ、がん患者の発病に関わる遺伝子や治療薬の候補を提示させる臨床研究を始めた。

「急性骨髄性白血病」の患者で、標準的な抗がん剤治療が合わないとみられた60歳代の女性の遺伝子情報を入力したところ、わずか10分で分析結果が示され、「二次性白血病」という特殊なタイプであることが分かった。医師の判断で女性は治療薬を変更し、数か月で回復、退院した。

ワシントンは、今年3月までに、この女性を含め計41人の診断や治療で有用な情報を提示。同研究所病院副院長の東條有信医師(血液腫瘍内科)は、「人の手なら2週間は掛かる作業。今後のがん治療では膨大な遺伝子情報の分析が重要になるため、大きな成果」と話している。

おふざけタイム

スマホ対応のブログにしてから初めての医療以外のブログです。

写真は高級腕時計のフランクミュラーではありません。画像をクリック拡大してご覧ください!フランク三浦というパロディー時計です。ユーモアのある人に人気が有ります。芸能人などにも人気があります。みのもんたも持っていますが、夜のクラブ活動で話のネタに持ってこいでしょうね!!P1020640

替え歌メドレーで有名な嘉門達夫が、このフランク三浦の保証書に書かれてある常識では考えられないふざけた内容を歌で歌っています。YouTubeで、「嘉門達夫 フランク三浦」と検索すると出て来ますよ!それを承知の上で購入する人は、粋でオシャレで楽しみ上手だと思います。

遺伝の種類について

かねてより違和感を覚えていた遺伝の種訳⇒優性遺伝と劣性遺伝

優性が優れているわけで無ければ、劣性も劣っているわけでも無いわけです。ただ性質が出易いか出にくいかの違いなわけですから、最近では顕在の意味を取って顕性遺伝、一方潜在の意味を取って潜性遺伝というようにしましょう!という風潮が出て来ましたね!私は賛成です。

医療ニュース

骨を溶かす場面、長時間観察 骨粗しょう症早期診断に道

骨粗しょう症や関節リウマチの発症に関与する「破骨細胞」が、生きたままのマウスの体内で骨を溶かす場面をリアルタイムで長時間観察することに大阪大の菊田順一助教(免疫学)らのチームが成功し、31日までに米科学誌(ネイチャー・ケミカル・バイオロジー)の電子版に搭載された。

破骨細胞は骨の形成とバランスを取りながら古い骨を分解する役割を担うが、過剰に働くと骨粗しょう症や関節リウマチを起こす。どう働いているかを迅速に把握することで、早期診断や新たな治療薬の開発に役立つ可能性があるという。

チームによると、破骨細胞には骨を溶かすものと、動き回るだけで骨を溶かさないものがある。これまでは破骨細胞が蛍光タンパク質で光るようにした遺伝子改変マウスを作製することで、体内のどこにあるのかは分かったが、骨を溶かしている場面を捉えるのは難しかった。

チームは、破骨細胞が骨を溶かす際に出す酸と反応して光る物質を開発。これを生きた遺伝子改変マウスに注入し、蛍光タンパク質の光と同時に検出できる特殊な顕微鏡を使って、破骨細胞が移動する状況だけでなく、骨を溶かす場面も最大24時間程度観察できるようにした。

「ポケモンGO」で学会も注意喚起【米国整形外科学会】

米国整形外科学会は7月13日、屋外でバーチャルのアニメキャラを獲得する新ゲーム「ポケモンGO」などの使用に関連した外傷予防策を示した。

同学会関係者は「こうしたゲームは子供や大人を外に連れ出してくれ、運動を推奨してくれる」と概ね好意的反応を示す。一方で、屋外ゲーム中、ゲーム端末に夢中になりすぎると捻挫や骨折、時には致死的な外傷が起こりうるとして注意を呼びかけている。同学会の調査によると米国人の約4割が¨ながら歩き¨中の事故を目撃したことがあり、全体の4分の1は自分自身が事故の被害者であることが分かっている。また、成人の78%が「ながら歩きは深刻な問題」と認識しており、76%は「他の多くの人がいつも¨ながら歩き¨をしている」と回答した一方で「自分もいつもそうだ」と回答した割合は29%との結果も示されている。

昨日の夜、行きつけの居酒屋で飲んでいたら、そこの小学生の孫と父親が入って来た。そのとき「ばーちゃん!いっぱい採れたよ~!!」と言ったので、クワガタかカブト虫でも採って来たのか!?と思ったら、なんとポケモンを捕まえに外出していたとの事(笑い)身近でポケモンGOを実感した瞬間でした。

スーパーライザーPXとHA2200の違い(有資格者向け情報)

スーパーライザーPXは光線を直線偏光していません。しかし光ファイバーの性能が向上しているのに加えて、パルス照射が可能になったのが大きな特徴です。光線出力もシングルプローブBタイプユニットで10000mW(10W)、2WAYファイバーで5000mW(5W)と高出力になったのが強みです。星状神経節用プローブは1000mW(1W)とHA2200より非力ですが、パルス照射が可能なので、照射しっぱなしを出来るのが鍵で、生体内に光電磁界の影響を連続的に及ぼし続けられます。

一方HA2200は光学レンズにより直線偏光させて、レーザー光と同様の直進性を持たせています。Bタイプレンズユニットで最高出力が2200mW(2.2W)とスーパーライザーPXより非力ですが、温かい温熱感は、こちらの方が感じます。星状神経節用プローブ(SGプローブ)は出力1500mW(1.5W)とPXより上ですが、間欠照射をしないと火傷をしてしまいますので、{1.5秒照射4秒休止}と休止時間を入れなければなりません。したがって光電磁界を連続的に浴びせる事が出来ないわけです。

最終的に、どう使いこなすかは技術者の知恵と経験次第です。山口自律神経研究所は両方とも設備しています。

自律神経と血糖値

P1020637自律神経もインスリン分泌に影響を及ぼします。膵臓に分布している交感神経を刺激するとインスリン分泌は抑制されます。これはノルアドレナリンがB細胞のα₂アドレナリン受容体に作用した細胞内のcAMP濃度を低下させたためにおきます。

画像をクリック拡大してご覧ください!迷走神経(副交感神経の仲間)を刺激すると、ムカリン受容体を介してインスリン分泌は増大します。即ち血糖値が下がります。迷走神経の効果は血中グルコースの上昇とは無関係であり、例えば味覚刺激だけで誘発されるインスリン分泌⇒頭相が有ります。図は食事摂取に伴うインスリン分泌の概略であり、胃液や膵液の分泌と同様に頭相と、腸で認識する腸相が存在します。

※今回は少し難しい話になりましたが、星状神経節への近赤外線照射で血糖値が下がることをお伝えしたかった次第です。星状神経節とは、第一肋椎関節前方に位置する交感神経の節(星状の塊)です。ですから英語でステレートガングリオンと呼びます。その交感神経を緩ますわけですから、相対する働きをする副交感神経に緊張を引き起こさせる事が出来るわけです。迷走神経は副交感神経ですから!山口自律神経研究所の患者さんの中にはⅡ型糖尿病を抱えている方も多く、星状神経節照射をする頻度の高い患者さんは、専門医への定期検査で血糖値が改善しているので、医者が不思議がるようです。(笑い)当院の患者さんが、定期検査で医者に掛かるときに「何かされていますか?」と医師に問われた際、こういう所でこういう事をやってもらってます!と説明して、すぐにピンッ!と来る医師もいれば、そくざに理解できない医師もいるようです。

全ての疲労は脳が原因

「疲れているのは体じゃない脳だった!」というフレーズで大阪市立大学の梶本先生が注目を集めています。

たけしの家庭の医学(テレビ朝日)・ためしてガッテン(NHK)などテレビ出演も多く、著書も多いですが、自律神経研究会にしてみれば今更なことです。椎骨動脈と内頸動脈への近赤外線W照射で脳疲労は劇的に改善します。

7月15日のブログにも載せてありますが、患者が訴える体の各所に一切さわる事なく楽になるので、患者さんは狐につままれた顔をします。付き添いで来た方は、マジックショーでも見ている印象を持たれます。

腹部高周波通電の勧め

P1020633画像をクリック拡大してご覧ください!最大で12万5000Hzの高周波により、ピリピリ感が極めて少なく、お腹の深い筋肉まで筋運動を発生させることが出来ます。(最大で皮下15cmまで)!医学的にエビデンスが実証されている(日本 アメリカ ヨーロッパ 韓国)電流波形であるMキューブ波の恩恵です。このM³波(エムキューブ波)の出せる大型の医院設置用器械をキューブトロンと言います。ユタカ商事とテクノリンク社のコラボレーションで作成されました。オリジナルのテクノリンク社の同器械はエグゼトロンという名称ですが、外見の色が違うだけで全く同じ物です。即ちキューブトロンはエグゼトロンのOEMです。

ウェスト周囲のサイズダウンや皮下脂肪、内蔵脂肪が減少するだけではありません。深層筋が強化されるので、尿漏れ尿失禁や便秘の改善、慢性腰痛の解消まで効果が期待できます。これは予約が必要なく40分間の通電で2000円です。

起立性調節障害

典型的な自律神経系の疾患ですね。小中学生に多いです。朝起きられない、したがって学校へ行けない。自律神経失調症の諸症状がいろいろ出ます。

治療は脳血流の改善と交感神経の緊張軽減が主となります。レーザー治療が主体となります。