40代男性左脳出血後の右片麻痺(痙性麻痺)の続編

とうとう麻痺側の右肩のほうが、健側の左肩より上に挙がるように成りました。165°です。50肩の人よりも、よっぽど上がります。165°と言ったら全開背伸びの位置です。解剖学的には180°がマックスとなりますが、実際にそこまで腕が上に挙がる人は殆どいません。現役の体操選手ぐらいのものです。50肩の酷い人は、前へならえの位置(腕と床が平行)までしか上がらない人もいますから!

 

意識する事の重要性

意識する事の重要性については、1つ前のブログにも書きましたが、昭和の偉人であり大思想家の中村天風先生が詳しく説いています。

護国寺に有る天風会館を御存知でしょうか!?日本の基幹産業であるホンダ、松下電機、SONYなど、戦後の焼け野原から日本が急成長を遂げた立役者たちの大先生です。(精神鍛錬の師匠です)

天風先生で有名なのは、ヨガの奥義であるクンバハカです。自力で出来る交感神経の過緊張を和らげる方法です。詳しくは、ご自分でお調べください!お尻の穴を閉める事から始まる副交感神経を優位にさせて、交感神経の緊張を落とす方法です。(お尻の穴すなわち直腸は内蔵です、内蔵は副交感神経が支配しています。それを逆手に取った知恵です。)

その天風先生のエピソードを1つご紹介します。ある相撲取りが、食事が摂れなくなり医者に行っても治らない!原因も解らない!なんとかしてくれと、依頼が来ました。食事が喉を通らず、かなり痩せてしまった力士です。その力士に天風先生が施したのは、炊いた白飯とお新香です。

まずは、それを食え!が天風先生の第一声です。これには力士を連れて来た人も困惑しました。天風先生!お話しを聞いてなかったんですか?この力士は食事が喉をとおらないんです!それに対して天風は、誰が胃に入れろと言った?まずは噛め!それなら出来ますと力士は白飯を噛み始めました。しばらくすると力士が、天風先生!いつまで噛んでいれば良いんですか??いいからもっと噛め⇒天風先生!もう飲んで良いですか!?と力士が言い始めました。それからなんと、食べ始めたということです。それを機にみるみる体力が回復していったそうです。

言わんとしたい事が分かりましたか!?良く噛んで唾液が出て消化できる体の準備が出来たお蔭だと思った人は、まだ50点です。本質は、一刹那、一刹那を意識するという事です。不治の病を干しブドウ一粒で治す禅問答の先生がいます。一粒の干しブドウを唇に触れた瞬間から上の歯と下の歯で噛んだ瞬間⇒中から汁が出て来た!一刹那(一瞬)を実行生中継を意識する方法です。命を頂かせて戴いている事知る事が出来ます。病気はメッセージです。その本質にハッと気が付き実践感謝できた瞬間からメッセージの必要が消滅します。すなわち病気の状態が消滅します。(治るという意味です!)

硬膜外血腫後の味覚異常、臭覚異常

サッカー中転倒し、人工芝に前頭部を強打。同日中に脳外科で血腫を取り除く手術を受けました。自分の味覚や臭覚がおかしいと気づくまでに1ヶ月経過しました。医師には「半年もすれば正常になるから大丈夫!」と言われたそうですが、半年経っても味覚臭覚が治らないので来院されました。

治療は脳血流改善のため内頸動脈と椎骨動脈へのレーザー照射その他いろいろです。YNSA(山元式頭針療法)の口、鼻のポイントも補助的にねらいます。縫合跡(手術で縫った跡)の有る外傷部も照射します。頭皮から照射をして、そこの皮下に位置する脳に影響を及ぼせる事は、自律神経研究会で実証済ですこのケースは、脳神経12対の中で舌下神経、舌咽神経、臭神経(前頭部が主で有り、今回の外傷部分と一致します)が要因ですが、内頸動脈と椎骨動脈の枝分かれで全脳血流をフルカバーしていますので、まずは、その二つ動脈を拡張させられる門外不出の秘密の部位に照射します。(清水穴A清水穴B)患者本人のリハビリとしては、意識して嗅ぐ、意識して食べる事が大変に大事になってきます。(具体的な実践方法は、患者さんには伝えましたが、企業秘密です。)それをやらなかったせいで、半年経っても治らなかったわけです。やはり自然放置では改善は難しいです。脳外科医は命に別条が無ければ、それ以降は範疇じゃないですから、言っても無駄ですね。(脳外科医のプライドは半端じゃないですから!)その事は患者さんが、いちばん痛感しています。

 

筋筋膜性疼痛症候群などなど

お医者さんは病名をつけるのが得意です。レントゲン検査やMRI検査、はたまた血液検査などなど、いろいろな検査をして異常が見つからないと、どういう病名をつけるかと言うと、筋肉の痛みの場合は、筋筋膜性疼痛症候群とか線維筋痛症とか心因性の疼痛だとか色々と名前をつけてくれます。患者さんが自分の症状に納得する名前をつけるのを要求するから、お医者さんもご要望に応えているわけです。(笑い)

しかしそれらに対して何をしてくれるかというと、飲み薬と貼薬をくれるだけです。もう少しましのほうだと、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などを雇って、可も不可もない一般的な物理療法(理学療法)をやってくれる整形外科もありますが、痛みは中々取れません。10年も20年も、場合によっては一生通院する人も多くいます。整形外科医からしたら、不動の安定した定期預金患者さんですね!

しかし世の中には、これはオカシイ?と疑問を持ち色々と他を模索する賢い人がいます。そういった人達の中で、ご縁が有って山口自律神経研究所にたどり着くというケースが非常に多いです。患者さんからして見たら、診断名なんて、もはやどうでも良いから私のこの痛みを少しでも取ってください!という要望です。お任せください!そういう患者さんが山口自律神経研究所の大半です。

 

脳の背外側前頭前野(DLPFC)へのアプローチ

慢性腰痛をかかえている患者は、この位置が萎縮している場合が多いと、某国営放送で放送されました。腰痛のみに言及していました。(画像参照クリック拡大してご覧ください!)それも特に心因性のケースを言っていました。要するにレントゲン検査やMRI検査でも異常が無いのに痛い。患部の腫れも無いし、、と消去法で診断を搾っていき最後に残ったのが心因性と判断されるようです。不安が腰痛を引き起こすというものです。心配事は実現するという、良くないほうの引き寄せの法則とでも言えばピン!と来るでしょうか!?大好きな愛犬の散歩をしているときは、痛みを感じない?とか、、、そういうシリーズの昔なら摩訶不思議な事が、ビジュアル的に証明できる時代になってきました。img043

 

 

 

 

 

自律神経研究会におきましては、この位置が萎縮していようが、いまいが関係が無く(むしろ萎縮している人なら尚更に都合が良い)、、、近赤外線の光線治療器(スーパーライザーPX)を用いて背外側前頭前野上に位置する頭皮の部分を正確に照射し、腰に限らず全身の筋緊張の軽減を実証しています。(右を照射すると左半身が、左を照射すると右半身が、、)かなり以前に大脳皮質の一次運動野の位置への照射や、遠赤外線や磁気波を発するカチューシャを作り装着しても同様の臨床効果を実証しております。カチューシャに関しましては、当ホームページの特殊カチューシャブロックの項目で、載せてありますので御覧ください!

大脳皮質一次運動野(画像をクリック拡大してご覧ください!)の場合は、ある程度部位別に狙えますが、全身を同時に緩められるという点では、面積も小さく、背外側前頭前野(DLPFC)の方が便利であります。皮膚の上から光線を当てるだけですから、薬物療法と違い、一切の副作用は有りません。ご安心ください!img042

線維筋痛症になる人の傾向と病態の解釈

神経質の人や無理をする人で、痛みに対して我慢が出来る人。そのような人に多い気がする。小児の場合は筋力の無さも要因となる。

機序としては、例えば腰に痛みが有るとする。その痛みを我慢しながら動作をしていると、だんだん痛みが強くなりかばう姿勢を取るようになる。その回避姿勢のために他の部分にも負担が掛かり新しい場所も痛くなる。その繰り返しの悪循環で痛みの場所が広範囲になる。という解釈です。

もう少し詳しく言うと、筋肉線維が硬結を起こし栄養血管を圧迫してしまいます。すると血液の流入量が少なくなり、栄養や酸素の流入量が極端に減り、本来柔軟な筋線維が硬い線維質に変化してしまう。⇒このように現行では理解している。

血液の流れが悪いと発痛物質が生産され痛みを感じることになるが、炎症の数値(血清CRP値)が上がっていない場合(非炎症性の痛み)で、組織の酸素欠乏による痛みは、痛み止めを服用しても痛みは変わらない。また入浴して体が温まっているのに痛みが強くなるケースは、筋線維が硬いのに血管が拡張してしまうために拍動痛の状態(ズッキンズッキン、ドックンドックン)になっている。この場合は即座に冷水で冷やすことが望ましい。

結論的に有効な治療は、筋肉の線維性の硬結をいかに柔軟な組織にしてあげられるかが鍵となる。当院では、レーザー光線と直流の微弱電流治療器の組み合わせで改善を見ている。

腋窩動脈拍動部への照射による上腕動脈の拡張

0000_0000画像をクリック拡大してご覧ください!脇の下の動脈に2分間レーザー照射しただけで、上腕の動脈がこれだけ拡張します!

この画期的な臨床結果は近い将来に学会に発表するかもしれません。何故ならば、第24回日本レーザー治療学会の質疑応答の時間に、この事実を示唆させていただきましたが、(こういう世界初の臨床結果は、是非医師に発表していただきたいので!)現場に居たどの医師も、反応は薄く、猫に小判、馬の耳に念仏でした。「ご貴重な意見をありがとうございました!」と座長の医師が言っていましたが、理解できていない雰囲気でした。これだけのネタを無償で提供したにもかかわらず、その内容の発表者が誰も出ていないのが良い証拠です。その場面の動画も保存してありますが、データ容量の関係で添付出来ません。ご来院できれば、お見せします。とにかく安静に患者が寝た状態で、これだけ細い動脈を1.2mmも拡張させることが出来たのは、とんでもない有意義な事なんですよ。この事実により脳梗塞後の痙性麻痺や高次脳機能障害などの中枢性の疾患も改善します。実際その様な患者さんを多く抱えています。

また一般的な各所の痛みも劇的に改善します。多くの患者さんから驚嘆の喜びの声を日々いただいております。

 

EMSテクトロン(腹部高周波通電)

お腹に高い周波数(最大50万ヘルツ)を40分通電するだけで、脂肪燃焼を即し、ウエストラインの周径が細く成ります。通販番組に色々出てくる商品は実は、低周波です。低周波では、脂肪は燃えません!

お腹の上に低周波を通電しても、お腹がピクピク動きますが、実は脂肪燃焼は出来ません!なぜならば低周波は、どんなに強く電流を流しても、皮膚から数ミリしか届かないからです。

高周波治療器テクトロンは、最大で50万ヘルツが出る特殊な器械です。周波数が高ければ高い程、深い筋肉に届きます。ですから脂肪燃焼が確認できるわけです詳しくは山口自律神経研究所ホームページの中・高周波電気治療の項目をご覧ください!CTスキャンの画像をのせてあります。

無駄に高いエステに行くよりかなりお得です。たったの2000円です。予約も要りません。気軽にご来院ください。ウエスト周径の減少、皮下脂肪、内蔵脂肪減少の他にも、慢性腰痛(腹筋の弱化由来)やご年配の方の尿漏れ尿失禁にも著効が有ります。

恒常的、習慣的に日常で頻発する原因による痛み(症状)

例えばテニスのコーチの慢性的な肘の痛み(安静に出来ないので痛みがゼロには成りません)もう一つ例を挙げれば、剣道の高段者や師範代の左アキレス腱の痛みなどがありますが、双方の共通点は治療しても、使う事、酷使する事をやめなければ痛みが完全になくなるゴールが無いということになります。

そこで待合室にも掲示してありますが、保険治療レベルの10割料金をご紹介させていただきます。1部位の初診料3120円再診1560円 2部位初診3880円再診2180円 3部位初診4640円再診2790円 4部位初診5400円再診3400円です。あとは比例計算です。通院が30日以上無いと初診からの計算になります。

山口自律神経研究所の予約治療を受けるご予算がない方や、際限なく日々の原因で痛められる方にお勧めです。最近このプチ自費の患者さんも増えてきました。安心してアチコチ痛い場所を私に注文つけれるのが良いと好評です。プチ自費は予約がいりません。

便宜上、保険治療レベルの10割料金と書いてありますが、痛みを極限まで改善することに変わりはありません。治療時間が短いだけで結果はしっかり出します。

小児側弯症検診、4団体が共同声明{米国整形外科学会}

米国整形外科学会(AAOS)と米国小児学会、北米小児整形外科学会、側弯症学会は1月13日、側弯症の早期治療が有効なことを確認した研究を受けて、側弯症検診と適切な治療を強く支持する声明を共同で発表した。検診を通じて側弯症と診断され装具治療を受けた小児は、側彎の悪化や外科手術が有意に予防できることが分かった。

当院に於いては、装具装着するほどの重度な小児側弯症の来院は無いが、軽度の場合はレーザーと中高周波で大人も子供も改善を見ています。基本的に引っ張られている方の菱形筋(背骨から肩甲骨内縁についている筋肉)、腰方形筋(骨盤から第12肋骨についている筋肉)、大腰筋(背骨から大腿骨についている筋肉)のスパズム(緊張)を取ります。あとは左右の脊柱起立筋(背骨両側の長い支柱のような筋肉)のバランスを取る様に要所の緊張を取れば改善します。